AHIROYA / blog
あひろ屋からのお知らせ、日々のことなど。
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11/29/2012
ログウッドで植物染め。
最近の植物染め。
先日、ついにログウッドに再チャレンジしました。夏に失敗してから、気持ちがメゲて
染める気になれなかったのです。問題はあれかな?これかな?思い当たることをいくつか書き出し、
ジリジリと確かめるように染めていました。そして。ついに、うまく染めることができました!
気をつけたポイントはいくつかありますが、どれがよかったのか、実はまだハッキリわかりません。
奥が深い「植物染め」、とにかく精進あるのみです…。
染料を煮出す鍋を覗いたり、染めている鍋の前に立つと、なにか懐かしいことをしているような、
誰かと気持ちが通い合っているような気持ちになります。昔から、こんなふうに植物を煮出して、
どんな色かな?染まるのかな?とワクワクしてきた人がどれほどいたのだろう、そしてこの今も、
世界のあちらこちらで、鍋を覗き込んでいる人がいるはず…、と。
11/21/2012
手ぬぐいをバスタオルに。
突然ですが、我が家のバスタオルを紹介します。
長い間使って色が褪せてきた手ぬぐいを、二枚縫い合わせたものです。
「お出掛け用」の手ぬぐいは、一応、人目も気にしているので、色が褪せてきたら「家庭用」にします。二つ折りにしてランチョンマット、台所などでのお手拭きにしていますが、バスタオルにすることも。手ぬぐい一枚では心もとないので、二枚(色違いにするとカワイイ!)を合わせて一周を縫います。手縫いなので、スーッと糸を抜けば、また二枚の手ぬぐいに戻りますが、今のところ戻したことはありません。
フワフワなタオルがお好きな方には物足りないかもしれません。でも我が家では拭ければいいので、ということでこれを使っています。かさばらないし、すぐに乾くのでおすすめです。
11/17/2012
そろそろ、贈り物の季節。
本日追加の
「植物染め手ぬぐい」
は、矢車で染めた「六花(ねずみ色)」です。
グレーの柄にグレーで染めること…渋い雰囲気が気に入っています。
そして、そろそろ贈り物の季節。
有料ラッピングのほか、無料のOPP袋もお付けできますので、ご希望の場合はお知らせくださいませ。
お客様からのご注文で、素敵な手ぬぐいの組み合わせにハッとすることがあります。
贈る方への思いがあふれていて、エピソードを伺うと、ジ~ンとしてしまうことも。手ぬぐいは、色や柄、意味合いを楽しみつつ、選べるのもいいですよね。
11/15/2012
植物染めの日々。
手ぬぐいを植物染めする日々。
夏の暑さの中では、煮える鍋のそばにいるのが辛くて(時々倒れそうになったり)
涼しくなるのを待っていました。(最近は寒いくらいですが。)
あまり寒い時期になると、今度は水洗いや、鍋の温度管理も大変に。
ちょうどよい季節に染めようなんて、考えちゃダメですね。
以前の白地の「風知草」を柘榴(ざくろ)で染めたもの。
インド茜で染めて干したばかりの時。濡れ色はこんな鮮やかな色ですが、乾くと…
色合いは薄くなります。でも、この優しい茜色が好きです。
一日に数枚しか染められないということもあり、サイトにアップ後すぐ完売、という状態が
続いております。リクエストもいただいておりますので、これからの季節、続けて染めたいと思います。
植物染めを始めた時から、染めるたびにノートに記録しているのですが、
そのデータを更新しながら毎回試行錯誤が続いています。染めるたびに発見があります。
(染液の抽出、下処理、染液の温度、洗う時の温度、干す時のこと、染める工程、媒染のこと…)
絹やウールを染める本はいろいろみかけるのですが、木綿については、知りたいことが
書かれていないといいますか、とても微妙なところに手が届かないというか…。
(いい本に出合えていないだけかも)結局、自分でデータを取るのがはやい、と思い至りました。
そもそも、台所で、ちんまりとやっているので、その中でよりよい染めを目指すには、
この繰り返ししかないのでしょうね。
11/04/2012
山口、広島へ。
気温がずいぶんと下がり、お鍋やおでんが美味しい季節になりました。
それにしても、年々 秋が短くなっているような気がします。
先週までお休みをいただきまして、お客様にはご迷惑をおかけしてしまいました。
手ぬぐい屋の繁忙期を終え、久しぶりの旅にでておりました。山口と広島を歩きました。
本来は、5月に尾道で個展をひらいていただいた際、うかがうはずでした。
広島への思いを抱えて過ごした夏、仕事が落ち着いたら行きたいな、と考えておりました。
そしてようやく叶い、尾道の
「life:style」さん
にご挨拶、そして広島市内の
「84」さん
にも
初めてうかがうことができました。両店の素敵な空間に、手ぬぐい達が並んでいる眺めに
ジ~ンとなりました。
直前までいろいろあり、旅を決行していいものだろうか、と悩んでおりましたが、
フォローしてくださる方々、背中をおしてくださった一言などで、よし!と出掛けてしまいました。
行ってよかったです。本当に、とてもよい旅でした。いただいたお心遣いや旅の経験が、
自分に沈み込み、いつかまた新しい表現になって生まれてくれるといいのですが。
戻るとお仕事が山積みでした。連日発送に追われておりますが、日常が待っていてくれる、
ということは、とてもありがたいことです。
以下は旅の写真から。(山口・錦帯橋、広島市内、宮島、鞆の浦、尾道)
眺めていると、もう一度あの街を歩いているような気持ちになります。
美味しいお店や観光スポット、素敵な情報をくださった方々に感謝いたします。
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