2019/12/05

「手ぬぐい風呂敷」作りは続く…(イベントの準備もしなくては)





 「手ぬぐい風呂敷」をこの秋はコツコツと作ってきました。一度にたくさんは作れないこと、時間と手間がかかるので、この時期のみの作業になりそうですが、おかげさまで、あちらこちらへお嫁入り。皆様がどのように使われているのか、気になっています。

注染の手ぬぐいを染める際、ちょっとした染めムラやシミができてしまうことがあり、商品として販売を控えたものは、ずっとしまってあります。それらを活用する方法として思いついたのですが、縫い合わせて大きな布にすることで広がる用途、手ぬぐいの柄の連続性などに面白さを感じつつ、染めの難しさや魅力にも日々ふれています。

染め重ねる植物染料、媒染によってバリエーションが出ますが、染める時には一緒に見本を一枚染めて、後日、それを洗ったり、日光に当てたりして、色落ちや変色のチェックをしています。濡らしたままで乾燥に時間がかかるとムラができてしまったり、熱湯や洗剤を直接かけるとムラになったり。(予想どおり…)
染物なので、最低限の取り扱い注意はありますが、できるだけ気軽に使えるよう、柿渋を用いつつ、試行錯誤を続けています。

染めているところ。





 古い友人が、新しい土地でまた農業を始め、ようやく出荷にたどり着き、その第一便が届きました。オーガニックファーム ハスカータ、という長野の農園です。まだ土壌づくりが続いているそうですが、力強く、美味しい野菜に驚きました。小さいお子さんたちと一緒に移住し、開墾し、家を建てるところからスタートして、ようやくの収穫。私まで嬉しくなりました。




 国立駅は、かつての三角屋根の駅舎が復活中です。懐かしい眺め。来春のオープンが楽しみです。(2006年に高架化の工事のため惜しまれつつ解体。いつかの再建のため、部材などは保管してあったそう。それらを再利用して当時の姿に再築しているそうです。)




 今日は、musubiさんへ納品に伺いました。冬柄のほか、いろいろとお届けしました。
来年のことなども、お話ししつつ。2020年はもうすぐ。


 さて、その前に。
12月14日、15日は 阿佐ヶ谷のCONTEXT-Sさんで、パサール・クマンマンに参加します。あひろ屋は、手ぬぐいと はぎれセットを販売いたします。

2019.12.14(土)-12.15(日)
会場:CONTEXT-S 
東京都杉並区阿佐谷南1丁目47-4
(JR阿佐ヶ谷駅 南口より徒歩5分)
11:00 - 18:00(最終日は17:00まで)
 
クマンマン ウェブサイト 
http://kumangmang.mond.jp

無事に終了いたしました

   松屋銀座さんでひらかれておりました「銀座・暮らしの商店街」は 本日無事に終了いたしました。多くの方にご来場いただきました。 本当にありがとうございます! "手ぬぐい暖簾" を見上げられて楽しそうに柄を選ばれていた皆様の姿を 思い返しておりました。またいつ...