ここからまた昼間の時間が増えてゆくと思うと、なんとなく嬉しいです。毎日の主な仕事は手ぬぐいの検品と端の切り揃えなので、自然光が長く部屋に入ることが大切です。(電気の照明の下では 検品は難しい…。直射日光の当たらない白い壁の部屋が理想です。)
芹。料理する前にスケッチ。
年代を問わず、SNSを使っていない、使うのをやめた、という友人や知り合いは多く、日々の発信をFacebookページと Instagramに頼りがちなこの10年ほどを反省しました。ブログであれば、インターネットに接続できる環境があれば どなたでも読むことができるので、週に一度くらいのペースで、更新できればと思いました。(あまり大したことは書いていないのですが…)なかなか会えない友人たちから、ブログを読んでるよ!と言われることも多いので、近況報告も兼ねています。
SNSは便利ですが流れてゆく情報なので、アーカイブとして重なる時間を読み返したい時に、ブログはいいですね。(一応、2003年からの16年分が残っているので、恥ずかしくなりつつも、確認したり振り返る時に読み返しています。初めの頃はまだ20代だったのか、と笑いつつ。)
商品写真は定期的に撮り直しています。まだまだ追いつきませんが…
植物染め、柿渋染めの「手ぬぐい風呂敷」は、染めの難しさと手間の多さで、毎回グッタリするのですが(失敗もあります)、染めてみたい色合いや表現したい風合いがあって、挑戦が続きます。
染色は中学生の頃から好きで(染織科がありました)、その後 友禅の仕事に就いたり、ハーブ屋の時はハーブで染めたものを販売していました。注染の手ぬぐいは(ほとんどの染め屋さんが)化学染料ですが、いまだに思うようには表現できないこともあって奥深いです。紅型や、ろうけつ染めを習ったこともありましたが、きっと、”染め” とは一生向き合い続けるのだろうと感じています。まだまだ知らないことばかり。
手ぬぐいの「はぎれセット」は組み合わせを考えるひとときが楽しいです。