臨時休業期間中はご迷惑をおかけいたしました。
イベント準備に追われた後バタバタと出発。ご挨拶、イベント、見学、と各地を歩いた5日間を終え帰宅。翌日から仕事・仕事で、そこへ新作を発売。なかなかハードな日々ですが、旅のまとめはしておかないと落ち着きませんね。
10日に出発し、名古屋を目指しました。お世話になっている「月日荘」さんと「Analogue Life」さんにご挨拶。伺うのは初めて。別々なところで存じ上げていた二つのお店が、なんと同じ建物の1階と2階なのです。 「月日荘」さんでは、三橋工房さんの展示会が初日で、素敵な型染めの作品が並んでいました。雨が降り始め、その音を聞きながらお庭の様子を眺めていると、つい長居してしまいます。
お二階の「Analogue Life」さんは、1階とはがらりと違う雰囲気で、サイトからも伝わってきていた妥協のない美しさで満ちたお店でした。 二つのお店で、いろいろなお話ができたことは本当によかったです。
その後、教えていただいた ”なごやめし” のお店で夕食を済ませ、蒲郡へ移動。翌日からのイベント会場に近いホテルに宿泊。
11日の朝、外はかなりの雨。それでも、イベント「森、道、市場」は開催。私達のブースはテントではなく建物でしたが、お客さまはカッパを着て、びしょ濡れになりながら会場を歩かれていました。友人が訪ねてくれたり、お取引先のcafe notari さんが来てくださったり(この日のみのご出店)と嬉しいことも。大雨でもお客さまは大勢足を運んでくださっていて、このイベントの人気を思い知りました。
雨と気温で冷えてしまったので、宿に戻ってすぐに温泉。海を眺めながらの露天風呂もあり、3連泊の間、朝晩はいっていました。(これは本当によかった)
12日は、いいお天気で気温も上がりました。会場からは素晴らしい景色が広がっていて、
海はキラキラと輝いていました。お客さまも続々いらして、手ぬぐいはなぜか「凪」「眠る鳥」が人気。ライブ会場からは、陽気な音楽が聞こえてきます。これでビールでも飲めれば最高なのですが、仕事なのでぐっとガマン。 この日も友人が差し入れをしてくれたり、あひろ屋手ぬぐいをご愛用中の方もいらして、嬉しかったです。
二日間のイベントはあっという間に終わり、いろいろ大変なこともありましたが、爽やかな気分だけが残りました。ご来場くださった多くの方、イベントスタッフの方、ボランティアの方、会場のオーナーさん、地域の皆さまのおかげで開催でき、終えることができたと思います。(今回お声がけくださり、最後までいろいろケアしてくださった小杉さん、心より感謝しております。)
同じ場所での出店だったシマウマ書房さん、バーンシェルフさんにもお世話になりました。ありがとうございました。
夕食は会場近くのお店でお刺身定食。新鮮でとても美味しく、さすが海の近く!と感激。
13日、引き続き、晴れて気温が高い。浜松に移動して、染め屋さんにご挨拶。工場を見せていただきました。(現在、当店の手ぬぐいは東京と浜松で染めていただいています)
いろいろな工程を見ながら、説明していただけて、今まで疑問だったことや知らなかったことがわかり、とても有意義な時間でした。ふと見ると、新作の「浅蜊」手ぬぐいが!かわいい仕上がりに一安心。
浜松市内に戻り、まずは浜松城へ。最近、お城などの史跡を訪ねるのが好きで、実は楽しみにしていました。のぼってみると、遠くに富士山が。当時のまま(400年ほど前)の石垣は迫力がある野面積みでした。
浜松餃子をすすめていただいたので夕食に。美味しいですね!街中に餃子店があって、ちょっと驚きました。
14日、いい天気。静岡へ移動し、駿府公園、静岡浅間神社などを歩きました。やはりお城関連、史跡は楽しい。それぞれの資料館も小学生に混じって歩きました。静岡市内を歩くのは初めてで、もっと見たい場所もありましたが、インコを預けていたので、早めの新幹線で戻りました。 (おわり)
… 手ぬぐい屋にとって一番忙しい時期にお休みをいただいてしまいましたが、すこし見聞をひろめることができました。ここから秋まで走り抜けていきたいと思います。
新作の「浅蜊」手ぬぐいには、多くのご注文をありがとうございます。
スーパーや魚屋さんで、アサリをじーーーっと眺めては、イメージを膨らまし、とにかく沢山描いて、賑やかなかんじに、かわいいかんじにしたいと思っていました。注染ならではのボカシ染めの美しさ、やわらかな線が気に入っています。