「赤い糸」、いかがでしたでしょうか。
赤い糸だなんて、少し気恥ずかしいです。
思いつきで、版下は特に悩むことなくさっさと描いてしまいましたが、
染め屋さんに見ていただいてから、あの柄の大変さに気がつきました。
(私が大変だったのは、あのカーブをすんなりと描けるようになるまで、
何十回と同じような線を描き続けて手を慣らしたことくらい。)
『これは染めるのが難しい』 というのが第一声。
イメージは糸なので、赤い部分はもっと細くしたかったのですが、
やはりあれでも難しいとのこと。私の希望である赤色の鮮やかさを
表現するために、どうしたらいいのか、試し染めもできない注染は
表現するために、どうしたらいいのか、試し染めもできない注染は
とにかく一度やってみましょう、ということになりました。
祈るような気持ちで年を越しました。
そして先週、ついに染め上がりました。
細かい部分では、少し色が飛んでいたり、 滲んでいたり、
ということもありましたが、それは注染にはありがちなこと。
とにかく、染めの美しさに驚きました。
とにかく、染めの美しさに驚きました。
相談をしていた時に、いくつかの染め方法を教えていただきましたが、
プロの経験で、この柄に最適な方法を選んでいただいた結果でした。
プロの経験で、この柄に最適な方法を選んでいただいた結果でした。
まさに希望通り!本当に嬉しかったです。
染めは奥が深いと、とつくづく思います。
染めは奥が深いと、とつくづく思います。
私が一生頑張っても、一つの工程さえ、極めることができないように
感じます。せめて、思い描いた柄が素敵な手ぬぐいに仕上がるように、
出来るかぎり、頑張りたいです。
大勢の経験者の手や、勘や、思いで出来上がった手ぬぐいを
皆様にお届けできる この幸せ。
そしてご感想やご意見を、直接いただけるありがたさ。
そしてご感想やご意見を、直接いただけるありがたさ。
疲れも吹き飛ぶというものです。
今年は、いくつ新作を出せるのでしょう。
今年は、いくつ新作を出せるのでしょう。
春から秋にかけては繁忙期なので、今のうちにと思いますが、なかなか。