2006/12/29

今年もありがとうございました。

気がつけば年の瀬です。
着々と進めていたつもりだったのに、この半月は忙しさに苦しみました。途中、寝込んでしまったり。一年の終わりに、これではだめですね。
ようやく、今年の仕事を終えて、掃除やお正月迎えの準備をしています。


あひろ屋は、今年もたくさんの出会いと、課題をいただきました。乗り越えられるかな、と不安になるときもありましたが、皆さまに支えられて、今年の営業を終えることができました。本当にありがとうございました。

来年は、1月5日より営業開始です。2007年も、よろしくお願いいたします。

最後になりましたが、皆さま、どうぞ よいお年をお迎えくださいませ。

2006/12/13

太陽の動きを感じます

この一年半ほど、同じ場所の作業台で仕事をしています。
手ぬぐいの表と裏を見て、問題がなければシワを延ばし、畳みます。直射ではない陽の光が部屋の中に満ちている時間帯でないと、この作業はなかなか難しいので、晴れた日は貴重です。同じ場所で太陽のことを日々意識していると、一年の間に、どれだけ太陽が動き回っているのかを実感します。最近は、本当に日暮れが早いですね。気がつくと横からの光に変わり、あっという間に影が迫ってきます。日脚が伸びてくるまでもう少し。
待ち遠しいです。



さて、今年も沢山のイベントに参加いたしました。年内最後の出展となった『重森三玲の庭』展も無事終了し、ホッとしております。皆様のご来場に感謝しております。



歩きながら ふと足元を見るとテントウムシ(赤い斑点が2つの柄)一生懸命、どこかへ向かって歩いていました。羽があるのに、徒歩で移動なんて大変だな、と思いましたが、何か事情がありそう。冬越しをする場所を求めていたのかもしれません。無事に、暖かい場所に辿り着けたかな。

2006/12/05

汐留ミュージアム内 ミュージアムショップにて販売中

現在、松下電工 汐留ミュージアムで開催中の『重森三玲の庭』展へ。気がつけば、会期も今週いっぱいなので、慌てて出かけました。静かな館内には、美しい庭園図や写真が並び、モダンなデザインに見入ってしまいました。貴重な資料の数々を拝見して、その生涯の仕事量に圧倒されてしまいます。重森三玲さんの語録からは、本当にお庭が好きで好きで、という愛情が伝わってきて、その方が手がけた庭園を、今もあちらこちらで楽しむことができる幸せをおもいました。

会期中は、庭園にまつわるデザインの当店手ぬぐい数種類が、
ミュージアムショップに並んでおります。以前より、ルオーの展覧会などで伺っていた場所だけに、このような場でご紹介いただけたことに、感激しています。)汐留ミュージアムは一見小さな美術館ですが、日本でも有数のルオーコレクションと個性的な企画展が魅力です。



さて、次回の新作ですが、版下を仕上げましたので順調ならば来月あたりに発売できるかもしれません。仕事に追われながらも、こうして新しく生み出せることが嬉しいです生み出したいから、日々の終わりのない仕事にも向き合えているのかな。


「春の手ぬぐい展」終了。インド茜染めは媒染違いの2種類を販売中です。

   KoHoさんでひらかれていた「春の手ぬぐい展」は昨日、会期を終えました。 多くの方にご覧いただけて嬉しかったです。 植物と手ぬぐい。 個人的にも心躍る組み合わせなのですが、揺れる手ぬぐいの軒下に、柄のモチーフになった植物の苗が並んでいる光景はすてきでした。 KoHoさんでい...