今回分は、5月にバリ島へ渡る友人に託したもので、その後 染められたものを、別の友人が8月に持ち帰ってくれました。(その友人へ渡すために、別の方がウブドの工房からピックアップしてくださっていて…。)毎度の事ながら、多くの方々のパスが繋がれて、日本とウブドを往復しております。光による色褪せが怖いので、風呂敷で二重にグルグルに包んでいるのですが、皆さまが大切に扱ってくださったおかげで、とても良い状態で戻ってきました。
色合いも、茶色やオレンジ色など、今までとは少し違っていたので、どんな植物で染めたのかを尋ねていただいたのですが、『数種類を混ぜているので、忘れちゃった。』というお返事でした。(日本ではあまりないことではありますが、こういうユルさがまた、面白いです。染める柄と染材の組み合わせなどは 彼らのセンスにお任せしているのですが、今回も 私では思いつかない色の組み合わせで、ハッとしました。)
…謎は謎として、そのままに発売に踏み切りましたが、早々にご注文をいただき、皆さまは、その謎も楽しんでくださっていて、本当にありがたいと思いました。
洗って干して、使っていくうちに、色合いは少しずつ薄れていきますが、薬品等は一切使わない天然の、彼らにとっての身近な植物で染められた手ぬぐいは(染めムラや、シミも多いですが…)優しい色合いで 和みます。皆さまがお手にとってくださるので、継続して発注もできております。どうもありがとうございます。
クマンマンさんは年に数回 展示会をひらいていて、世界の布を使った日常着、オーガニックスキンケア商品、オリジナルの雑貨やジュエリーを各地の職人さんたちと作り、販売しています。(逆に、日本の工芸品を世界に紹介したりなど、双方向で活動中。)
12月の展示会も、また面白いメンバー、商品が集まりそうです。詳しくは当店サイトのイベントのページ、Kumangmangさんのサイトをご覧くださいませ。
「Noël à Kumangmang 〜クマンマンのクリスマス!〜」
2017.12.16(土) - 12.17(日)
会場:CONTENT-S 東京都杉並区阿佐谷南1-47-4
お取引先さま向けに、手ぬぐいのサンプル販売を始めました。
ほんの少し、生地の織り難や、染めに難のある手ぬぐいですが、見本には問題のない程度のものを選びました。
手ぬぐいの端に「SAMPLE」とスタンプしてありますが、布用のインクで、アイロン処理をしているため、お洗濯も可能です。
在庫のある時のみ、お取引中のお店に限りましての販売ですが、ご希望の柄や枚数をご連絡いただければ、在庫を確認しお返事いたします。詳しくはお問い合わせくださいませ。