2009/09/19

KABAN ATELIER A・VOUさんとのコラボ。

来月12日より青山スパイラル(ショウケース/1F)でひらかれますKABAN ATELIER A・VOU さんの展示会。”革バッグ×手ぬぐい”のコラボ企画が実現です!
バッグの裏地に、当店の手ぬぐいを使ってくださっているのです。面白いですね。早く完成品を見てみたいです。皆様もぜひ、青山散策の際はお立ち寄りくださいませ。

KABAN ATELIER A・VOUさんのショップ+アトリエは、東京・用賀にあります。ショーウィンドウに並ぶ素敵なカタチと色とりどりのバッグ。店内はアトリエでもあるので、革のかおりが漂い、作業する音が聞こえてきます。”秋の新作10%OFFフェア”が9月23日から始まるそうです。この秋、カバンが欲しいな、と思われている方、チャンスですね。



染め屋さんとの電話で、「この連休も休まず営業です!」と話すと、『休める時は、しっかり休まないと。』と言われてしまいました。私の倍の年齢の方からのアドバイスに、そうですよねぇ、と少し反省。長く働き続けるには、そういうことが大切みたいです。

2009/09/14

「南天」柄の リデザイン中。そして「凪」は商品化へ?


 
写真は、リ・デザイン中の「南天」柄です。今まで使用してきた版下をトレーシングペーパーで写しつつ、向きや大きさなどを微調整していきます。新しく描くよりも、こういった作業の方が大変に感じますが、よりよいものへ生まれ変わってくれたらいいな、と思います。(今までよりも、転がる南天の実の数を増やしたり。)




この柄を初めて描いたのは8年前。描き直すということは、その8年前の自分との対話なので、楽しいような辛いような。あの当時の部屋の狭さと暗さと寒さを思い出したり、その頃よく聴いていた曲のことまで蘇ります。



これから来年にかけては、こうした描き直しが続きます。新しい柄も生まれるとは思いますが、過去の柄を振り返る作業も同時に進めていきたいのです。欠品期間が長いのは、こうした理由もあるのですが、日々の業務に追われているので、なかなかまとまった時間も取れず、作業は遅々としております。でも、そこで慌てず、長いスパンで考えて始めた仕事なので、じっくりと取り組んでいきたいです。ご迷惑をおかけしておりますが、ご理解いただけると嬉しいです。

長いスパンというのは、20代半ばの頃に「おばあさんになっても続けられる仕事を持ちたい」と思い始めた事がきっかけです。それまでの経験や自分の好きなことを踏まえると、この仕事に辿り着きました。手ぬぐいを切ったり畳んだり、柄を考えたり、という同じような作業を、毎日繰り返して9年目、皆様の支えがあり、ここまで続けてくることができました。おばあさんになる頃には、何柄あるのだろう?と想像すると楽しいですが、それまで生きて、動いていられるように、健康には気をつけていかなくては。


さて、プレゼント企画でお馴染みの「凪」ですが、嬉しいことに商品化を希望されるお声を多く頂いており、只今検討中です!

「春の手ぬぐい展」終了。インド茜染めは媒染違いの2種類を販売中です。

   KoHoさんでひらかれていた「春の手ぬぐい展」は昨日、会期を終えました。 多くの方にご覧いただけて嬉しかったです。 植物と手ぬぐい。 個人的にも心躍る組み合わせなのですが、揺れる手ぬぐいの軒下に、柄のモチーフになった植物の苗が並んでいる光景はすてきでした。 KoHoさんでい...