2/21/2025

「はけのおいしい朝市」に出店いたします




 今年のイベントは「はけ市」出店から始まります!

当店は手ぬぐいと、はぎれセットをお持ちしようかなと思います。
お近くの皆様、ぜひお立ち寄りくださいませ。


「はけのおいしい朝市」vol.124
3月2日(日)10:00 - 16:00
会場 ムラコシ精工さんの駐車場
小金井市緑町 5-4-24
(JR武蔵小金井駅から徒歩8分くらいです)

はけのおいしい朝市 公式ブログ https://hakeichi.exblog.jp

【美味しいもの】
季節の和菓子みのり(雛祭りの和菓子とどら焼き)
にしまきごはん(車麩カツ)
六甲山(お好み焼き)
養えい堂(薬膳肉まん)
ソノモノ(バインミーと小鹿田焼販売)
AsianMeal(スパイスとアジア食材と雑貨)
liten-Refill shop(自然食品のはかり売り)
出茶屋(珈琲・珈琲豆・焼き菓子)
PARITALY(さつまいもニョッキと瓶詰)

【ワークショップ】
まあるい農園(やさいえんぴつづくり)

【物販】
trois temps(手織り生地のバックと小物)
ムジナの庭(焼き菓子と雑貨と福祉)
ALL(暮らしのデザイン)
あひろ屋(手ぬぐい)
古着屋ショウイ(古着)
(株)ムラコシ精工(製品販売)
ヨシタ手工業デザイン室(暮らしのデザイン)
p.d.cheese works(陶製ジュエリー)
Flowers & Plants PETAL.(花と雑貨)



2/15/2025

「籠目」手ぬぐいのデザインが新しくなりました。今回は "二重六つ目編み" です。







 「籠目」手ぬぐいが新しくなりました。
2008年に発売した時は "六つ目編み" の籠目だったのですが、今回は様々なカゴの本や うちにあるカゴを参考にスケッチしているうちに、この "二重六つ目編み" が気に入り、手ぬぐいの柄にしました。簡単に描けそうで、少しでも角度がズレるとおかしなことになるので、手で描くのは難しいものだな…と改めて思いました。(17年前も同じことを感じていたことを思い出しました。)パソコンですぐにできてしまうことではありますが。


色合いについても、長い年月の中で「草色」に使用していた染料がなくなってしまい(数年前の染料屋さんの廃業で様々な色合いがなくなりました)、染め屋さんが近いもので再現してくださいました。同系の3色のぼかし染めが綺麗です。

自分だけでなく、染めに関わる状況は刻々と変わっているので、その中でレベルを保ちつつ作り続けていくことは、なかなか大変です。しかし、早速ご注文をくださるお客様や、一緒に挑み続けてくださっている作り手の皆様のおかげで、ここまでこられたのだと思います。




 一緒に入荷した「花筏」。いつにも増して儚げです。
もう少し、色合いの濃度を上げるか、花びらの数を増やした方がいいのか…



 




 4月から9月くらいまでは、個展などで植物染めの手ぬぐいの販売を予定しており、その間はオンラインストアでの販売は休止予定です。在庫によっては、時々オンラインでも販売できれば、と思いますが、気になる色合いがございましたら、どうぞお早めに。



 今年のイベントは、3月2日の朝市から始まります。
10月まで百貨店催事や個展が続くので、いろいろ大丈夫だろうか…と心配ですが、家族のこともあるので、私自身も無理をせず、できる範囲で、と思っております。仕事を続けられることや、イベントに出店できることも当たり前のことではなく、いつかそれらも難しくなる日がくると思うので、一つ一つを大切に過ごしていきたいです。


2/10/2025

植物染め。修行は続く…

 この冬一番の寒波がくる、と聞いていたものの、本当に寒い日々。
古い家なので隙間風もあり、毎日 厚着をして過ごしています。

電気毛布と毛布にくるまっていた琉球藍の藍甕は、そんな寒さの中で調子が上がり始め、また染められるようになってきました。泥藍を追加、木灰汁を追加、麦麩を煮て入れてあげる、電気毛布で24時間温める…ということが重なり、いい条件が揃い微生物たちが動き出したようです。発酵建ての不思議さと面白さを感じつつ、毎日のお世話を続けています。(5年目になりました。)




 そして本日は、久しぶりにいろいろな「注染+植物染め」手ぬぐいを発売しました。
ウコン、ヤマモモ、ヤマモモと琉球藍の重ね染めです。

「染めノート」を見ると、ヤマモモを染めたのは13年ぶりだったようです。(あれから少し腕も上がったようで、染めムラもなく綺麗な染めあがりでした。)ヤマモモは渋木とも呼ばれ、奈良時代にはすでに染料として用いられていた、と本にありました。
ウコンも生薬として、防虫効果のある染料として古くから使われてきたもの。染液を煮出している時の匂いや色、昔から人々が利用し、伝えてきたものを自分も小さな台所で感じているということが不思議であり、大切なことのように思えます。


ヤマモモで染めているところ



染液づくり、染めと媒染を繰り返すので、わずか数枚の手ぬぐいを染めるのに数日かかってしまうことがあり、なかなか多くは作れないものの、定期的に続けていけたらと思いました。

… ハーブ屋時代に、収穫しきれなかったハーブ類で染液を作り、靴下を染めて販売していた頃から30年の時が流れていることを思うと、私は植物染めが好きなのだと思いました。毎回、気が抜けませんが、毎回、新たな感動があります。




2/03/2025

「TSUKIKUSA」が1周年を迎えました。タカオスミレのバッグ。




 【1周年を迎えました・新作発売!】


「TSUKIKUSA」が、あひろ屋の姉妹ブランドとして誕生したのが昨年の立春の日でした。
おかげさまで、1周年を迎えることができました。本当にありがとうございます!

少しずつ商品を発売してきましたが、少量生産であり、あひろ屋の繁忙期はペースがのんびりになる…という現実もあり、欠品していることも多く、ご迷惑をおかけしております。(在庫がある時には、オンラインストアでも販売しております。)

ありがたいことに、今年もあひろ屋の個展にて展示販売をご希望くださっているお店もあり、もう少し販売体制を整え、内容を充実させてまいります。

1周年の本日、マイバッグの新作「02 スミレ」を発売いたします。
スミレは種類が多い花ですが、タカオスミレが好きなので、今回のデザインのモデルにしています。ヒカゲスミレの一品種で白い花、開花の季節は黒紫色の葉、地味ながらも心惹かれるスミレです。

マイバッグは、スタート時は一人で生地を洗ったり干したり、切ったり縫ったりしてテンテコマイでしたが、縫製担当の方に加わっていただき心強く思っています。"袋縫い" など見えない部分ですが、日々使うものは丁寧に作られたものがいい、という気持ちは手ぬぐいに向き合う時と同じです。

今後とも どうぞ よろしくお願いいたします。

TSUKIKUSA
https://tsukikusa.blue

久しぶりの休日。DIC川村記念美術館へ。

 誘っていただいて、DIC川村記念美術館へ。 吹雪く東京駅そばで高速バスを待ちながら、朝は近所に雷も落ちていたし、思い出に残る一日が始まったのかも…と感じました。  美術館ではマーク・ロスコの「シーグラム壁画」の専用展示室が素晴らしかったです。 すべての展示を見終えてからもう一度...