2021/01/30

サーバの引越し

 10数年ぶりにレンタルサーバの引越し中で、あひろ屋のメインサイトの表示が1/28から止まっております。(最新情報をアップしているサーバも存在しつつ、管理会社の切り替え待ち…)

サイトの更新日は「STOCK LIST」の日付でわかるようになっているのですが、最新情報はFacebookページInstagramオンラインストアに載せております。お急ぎの場合はそちらをご覧くださいませ。昨日、手ぬぐい「鉄瓶(黒)」「しゃぼん玉」が入荷しております。


 

 一昨日は牡丹雪が舞い、きれいな眺めでした。
…そんなことが言えるのは東京だからで、今も北の地方では吹雪いているそうです。雪下ろしが大変な地域の方からのお話が忘れられず。




 その寒さの中、藍染めはゆっくりと進行中です。
発酵速度が遅いのもありますが、じっくりと調子を上げていく藍甕を見ていると、寒い季節はそれなりに過ごせばいい、という気持ちになります。(液温を下げ過ぎてはいけないので、時々ヒーターを当てていますが。)春が待ち遠しいです。




 カメラと写真について、改めて勉強中です。
奥深く、面白い世界。感覚を頼りにしていたけれど、やはり構造や原理を知ることは大切ですね。


 
 緊急事態宣言は地域によっては延長されそうですが…、いつかはコロナもおさまると信じて、心身を大切に過ごしていきたいです。
一年で一番寒い季節、皆さまもご自愛くださいませ。




2021/01/23

雪の予報。琉球藍。新しい柄。繋がり。

 久しぶりにまとまった雨になりました。恵みの雨です。今夜から雪の予報が…。 


(季節のご挨拶用に彫った笹。)

(シャコバサボテン。いい色合い。)


 二ヶ月ぶりに「注染+琉球藍染め」手ぬぐいをオンラインストアで販売致しました。
気温が低いこともあり(ヒーターを使って液温が下がりすぎないようにしています)、発酵はゆっくりとしていて、二ヶ月頑張っても あまり枚数は染められませんでした。しかし、染め重ねることで深い青色が表現でき、今回もなかなかの色合いだったと思います。(枚数制限もある中、わずか1時間でほぼ完売…。とても励みになりました。次回のオンラインストアでの販売は少し先になると思いますが、7月と9月の個展で販売予定ですので、そちらでも是非。)



 朝晩の攪拌前に、pH測定と同時に、ティッシュペーパーを捻ったものを藍甕に浸して、染まり具合を確認しています。長年のプロはこんなことをしないと思いますが、私はまだ日が浅く、藍の調子が上向いているのか、どういう状態なのかを判断するために数日分を並べて見ています。




 友人や知人からの連絡の際、『藍ちゃん、元気?』と藍甕バケツの様子を訊かれることが増えました。なかなか手がかかりますが、藍染めの不思議さと、微生物たちの日々の揺らぎが面白く、始めてみてよかったと思います。





(新しい柄にも向き合いました)


(ベランダの苺が豊作かも)




 新型コロナウイルスの影響で、出かけたり、集まったりができなくなって一年。最近はまた緊急事態宣言が出たり、終わりが見えない中で気分がドンヨリしがちですが…

贈り物を送りあったり、電話でのんびりと話したり、手紙を書いてみたりして、改めて繋がり合うことの大切さを感じています。声を掛け合うこと、気持ちを抱え込まないこと…。自分も多くの支えがあって、今があることがよくわかります。

2021/01/07

今のところは通常どおりに。

  寒の入りの頃から、さらに冷え込むようになりました。寒気の中で白梅の盆栽の蕾は膨らんでいて、来週には開きそうです。


 東京を含む一都三県に、また緊急事態宣言が出されました。一ヶ月になるのか、二ヶ月間になるのか…。基本的なことに気をつけながら、静かに過ごします。
郵便局などに確認をしましたが、今のところ時短要請はないそうで、出荷も通常どおり行います。(1/7現在)

(うちの南天たち)



 今年はイベントが多く、続々と動き出していますが、状況によっては延期や中止になることもありそうです。
昨年の苦難や、感じたこと、学んだことを活かすためのこれからだと思って、いろいろと動いていきたいです。もちろん、健康と安全が第一です。



 約一ヶ月ぶりに受注を再開しました。
さっそく、ご注文をいただきました。ありがとうございます。長くお待たせしてしまい、ご迷惑をおかけいたしました。

どこかが止まってしまうと、全体的に大変になることもわかり、メンテナンスやサーバーの引越しは短期で済ませられるよう、工夫していきます。
受注の重なり、出荷の遅れへの対応は長年の課題ですが、今回の良かった点と反省点を踏まえていきます。

(みかんを絞って、温めた「ホットみかん」。)


 良かったことの一つは、体調を崩さずに年を越したこと。腱鞘炎が和らいだこと。過労を防いで、しっかり休むことは、長く仕事を続けるためにも大切だと(中年になると)よくわかります。見直しをしたり、後回しにしていたことに取り組めたのは、このタイミングで良かったと感じています。

 もうコロナ前の世界ではないのだし、この状況とともにできることを。ようやく、そんなふうに思えるようになりましたが、何事も精一杯だった昨年は全体的に記憶が薄いのです。(そのうちブログを読み返して、当時に何を考えていたのかを振り返ります…)




 琉球藍の藍甕バケツさん。時々あたためているので機嫌もよく、手ぬぐいも いい色に染まっています。今夜は新しい灰汁(木灰に湯を注いだ上澄み)を追加。

日中は検品や出荷があり、染め作業中は電話にも出られないので、藍染めは夕方からの仕事です。冬の夜の水仕事は体にこたえる。(早起きすればいいのですが。)


2021/01/03

2021年もよろしくお願いいたします

 新年明けましておめでとうございます。

昨年は新型コロナウイルスの登場で大変な一年でしたが、こうして新しい年を迎えることができましたのは、皆様のお支えや励ましのおかげです。本当にありがとうございます。
現在も感染拡大中で(非常事態宣言が出されるとか、出されないとか)、先が見通せない日々は続きそうですが、心身を大切に過ごしていきたいですね。



 仕事部屋の鏡餅です。
1月6日より営業を再開いたします。→ (追記:1月5日から営業を再開いたしました。非常事態宣言が発令されるようなので、出荷を前倒し。)




 昨年、musubiさんの展示会でご一緒した「綯屋」の横畠梨絵さん。毎年、注連縄やお飾りの発売が楽しみなのですが、今回は「しめ飾り 蛇」を選びました。稲藁は横畠さんが育てたもの。造形の美しさと力強さに惹かれました。






 12月10日から受注をお休みし出荷に集中しておりましたが…、結局28日まで作業は続きました。その後は おせち料理を作ったり、届けに行ったり、と年末年始の慌ただしさはいつも通り。サイトの見直しなど、6日までに終わるのか心配になってきました…。

 元日に日付が変わった頃、家族全員でビデオ通話にて挨拶をしました。時差の関係でまだ2020年の人、2021年にいる人など、話しながら不思議な感覚でしたが、こんなふうに繋がりあえるなんて夢のよう。便利な世の中になり、コロナウイルスの影響で直接会えなくても、やはり顔が見られるのは嬉しいもので、いろいろなことが伝わり合ったような気がします。




 今年も張り切って作りましたが、二種の穴子の昆布巻きは食べ比べができて面白かったかも。丹波篠山の黒豆「飛切、極上」は素晴らしいお豆でした。活き車海老の模様や配色が美しく、ザルの隙間から観察しました。





 あひろ屋は今年5月に20周年を迎えます。
気持ちを引き締め、初心を忘れずにいこう、と年明けに思いました。
2021年も どうぞよろしくお願いいたします。



「春の手ぬぐい展」終了。インド茜染めは媒染違いの2種類を販売中です。

   KoHoさんでひらかれていた「春の手ぬぐい展」は昨日、会期を終えました。 多くの方にご覧いただけて嬉しかったです。 植物と手ぬぐい。 個人的にも心躍る組み合わせなのですが、揺れる手ぬぐいの軒下に、柄のモチーフになった植物の苗が並んでいる光景はすてきでした。 KoHoさんでい...