2018/07/29

ロンダさんの個展終了。そしてフジロックほか、イベントは続きます。




「あひろ屋手ぬぐい店 十三」は昨日、無事に終えることができました。
猛暑から始まり、台風で終わりましたが、今年も多くの方にご来店いただきました。本当にありがとうございました。


ご来店くださった方はもちろん、SNSで応援してくださった方、DMを置いてくださったお店の皆様、出荷をお待たせしてしまったお客様や、染めを急いでくださった染め屋さん。一緒に展示をしてくれた「キナ」のお二人。手ぬぐい展を13年も続けてくださり、細やかなフォローをしてくださるロンダジルさん。応援してくれた友人たちや家族。支えてくださった全ての方に感謝申し上げます。

”革と手ぬぐい” という組み合わせや、地味な ”露草” をテーマにしたりなど、ちょっとした挑戦ではありましたが、キナさんの作品や姿勢に私はとても刺激を受け、そして皆様にご紹介することができ、とても嬉しかったです。


「露草」手ぬぐいは おかげさまで大人気でしたが、会期半ばで完売してしまい、オンラインストア、卸販売の皆様にもご迷惑をおかけいたしました。秋のはじめには再入荷を予定しております。露草の季語は秋で、これからの季節にもぴったりですね。

ここからまた、励んでいきたいと思います。本当にありがとうございました。




(代官山蔦屋書店さんの「涼やかな食卓」フェア)

…個展は終わってしまいましたが、29日現在、当店手ぬぐいをお求めいただけるイベントは、フジロック'18、「草の音」さん(長野県伊那市)、「楽風」さん(埼玉県さいたま市)、「志田の蔵」さん(佐賀県嬉野市)、代官山蔦屋書店さん(東京都渋谷区)です。お出かけの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。

2018/07/19

ラ・ロンダジルさんでの個展が始まりました


 暑中お見舞い申し上げます

先週からの厳しい暑さに驚いていますが… 、セミも鳴き始め、朝顔が蔓をどんどん伸ばしているのを見ると、夏なのだなぁ、と実感します。氷出しの煎茶が休憩時間の楽しみ。





 6月23日付のブログで「詳細は改めて」と書いた個展「あひろ屋 手ぬぐい店 十三」は、昨日初日を迎えました。気がつけば、13回目…。毎年、暑い季節に、ありがとうございます。

今年は友人の革作家さん 「キナ」のお二人に参加をお願いしました。あひろ屋の手ぬぐいの柄になっている植物をモチーフに、鹿革でコサージュをリクエスト。せっかくなので、テーマの植物を決め、キナさんたちは革でコサージュ、私は手ぬぐいで表現してみよう、と話しあったのは まだ寒い季節でした。

選んだ植物は露草。日本人が古くから歌に詠み、工芸品にも多く登場する野の花です。スケッチをしたいと思っても、春の野に見つけることができませんでした。偶然にも、母が毎年こぼれ種子から育てていることを知り、数株をもらってきました。育てていると、夜の10時頃から葉の端に露が浮かび、朝陽がのぼる頃に消えてゆくことがわかりました。その美しい眺めを手ぬぐいにしなくては、と思いました。


手ぬぐいの版下を描く時に気をつけることは いくつかあるのですが、茎の細さは染料がきれいに入るギリギリの細さに。露草の繊細さが表現できるよう、色合い、間隔なども気をつけました。



キナさんからは『ツユクサが咲いてるよ!』と連絡が入ったり、露草の資料が届いたり。どんなものを作っているのか、描いているのかを、お互いが知ったのは出来上がってからだったのですが、わりと近い世界観で、モノづくりをしているのかも、と感じました。





 そして、ようやく迎えた初日。コサージュのモチーフに、どの柄が選ばれたのかも、実は知りませんでした。(お楽しみにー、とキナさんが書いていたので、特に訊かずにいたのでした。)
お店に入り、うわー!っと声が出てしまいました。こんなにたくさんの 素敵な鹿革コサージュ。そして、お財布に付けられた鹿角の装飾もまた、ツバメや 宿木など、手ぬぐいのモチーフから選んでくれていました。







 今年も、店内各所には、小路苑さんが生けてくださったお花が涼しげです。
手ぬぐいは新作の「露草」ほか、柄数多めに揃えました。(今度の金曜に、また入荷した手ぬぐいを追加納品予定です。)



 初日はキナさんも一緒にお店番。暑い日でしたが、楽しく思い出に残る一日になりました。13年連続で、素敵な展示会をひらいてくださっている ラ・ロンダジルさんには、ただただ感謝ですが、続けてくることができたのは、暑い中 お出かけくださる多くの方のおかげです。本当に ありがとうございます。
「あひろ屋 手ぬぐい店 十三」は28日までです。詳しくは、サイトのイベントのページをご覧くださいませ。




紗が破れ、役目を終えた「枝垂柳」の型紙が戻ってきました。新しく彫っていただいたので、これは捨てられてしまうものですが、私にとっては宝物です。10年半、たくさんの手ぬぐいを生み出してくれた型紙。本当にお疲れさま。


2018/07/09

お見舞い申し上げます

 先月発生の大阪府北部を震源とする地震、そして西日本を中心とした このたびの豪雨により被害を受けたれた地域の皆様に、謹んでお見舞いを申し上げます。
一刻も早い復旧がなされますことを 心よりお祈り申し上げます。

配達につきましては、お時間を頂戴する地域もございます。
何卒、ご了承いただけますようお願い申し上げます。




 近況です…。




 「露草」手ぬぐいのモデルになってくれたツユクサが開花しました。


 


 荻窪の素敵な書店Titleさんで、熊本の橙書店さん(田尻久子さん)の出版記念トークイベントがひらかれました。当店は2003年秋からのお取引先。ようやく田尻さんにご挨拶ができ、興味深いお話を伺えて嬉しかったです。






 甕を覗くと白梅酢が上がっていました。赤紫蘇を入れて本漬けへ。




 イベントが各地で開催中&開催予定。深夜までアイロンかけが続きます…。




 ようやく回顧展へ。大好きな長谷川利行さんの絵をこれだけ多く見ることができて、嬉しかったです。ガラス絵が綺麗でした。下町を中心とした東京の風景が、圧倒的な筆勢で迫ってきます。もう一度ゆっくりと観たかったです。




 もう一つ、最近 感激したのは吉祥寺美術館でひらかれていた江上茂雄さんの展覧会です。15歳で就職、家族を支えながらも絵と向き合い続け、定年退職後は(数年のブランクの後)ほぼ毎日30年間、一日一枚の風景画を描かれました。(写真に写っている植物画も見入ってしまいました。露草もありました。)様々な思いや現状の中でも、手に入る画材で、歩いて行ける場所で、独学で描き続けた江上さんの言葉のパネルが胸に迫りました。




 …7日から佐賀県嬉野市の「志田の蔵」さんで ”日本の手ぬぐい・たおる展” が始まりました。佐賀で当店の手ぬぐいをご覧いただけるのは、この機会のみです。どうぞ よろしくお願いいたします。





"くらしがしごと、しごとがくらし"

「露草」手ぬぐいの版下を描く前に、イメージを確認するために描いた下絵。 斑入りの葉の露草。花は普通のものでした。  …また少し、間があいてしまいました。 大きな台風、そして北海道の大地震。続く災害に、言葉を失っておりました。...