2020/09/16

入荷について。ここ数年の取り組みをしばらく続けます。

 

 気がつけば、過ごしやすい気温になり、日が暮れる時間もはやくなりました。季節は確実に移ろっていますね。郵便局では年賀状の宣伝が始まっていました。コロナ禍で、時間や季節の感覚が少しおぼつかないのですが、慣れていくこと、慣れてはいけないこと、いろいろとあります。




 今月も、いくつかの柄が入荷し慌ただしくなってきました。2、3年ぶりに入荷したものばかりです。
手ぬぐいが沢山入荷しても、行える仕事量は決まっています。そのバランスを考えて発注したり、新しいアイテムを作ったりして、この数年は様子をみてきました。

今後も、一定量の手ぬぐいを毎月染めていただき、販売していく予定です。年に数回 ひらかれる展示会にて、多くの柄をご覧いただけると思いますが、オンラインストアでは種類や販売数が限られているため、売り切れてしまっている場合は、各地のお取引先のお店でお求めいただければと思います。(サイトにお取引先一覧のページがございます。)
卸販売につきましても、入荷時はサイトやSNSでお知らせをしておりますので、お早めにご注文いただければと思います。

次回の入荷時期についてのお問い合わせが多いのですが、人気のある柄や季節の柄は毎年〜2年周期、それ以外のものは3年〜数年の周期です。その間に型紙を更新したり、リデザイン、色変更になってしまうこともあるので、次回は少し違っているかもしれません…。

1. 発売した柄は製造中止にはせず、作り続ける。(リデザインなどを行うことも。)
2. 状況に合わせ、染料やデザイン、価格の見直しをする。
3. なるべく長く あひろ屋を続けること。

開店当初の約二十年前から思っていたことは、続けてきていると思います。なかなか難しい時もありますが、皆さまのご理解や応援で、今があると感じています。





… 今年に入ってから、植物染めの変色、手ぬぐいの色移り、脆化などのご相談やクレームが何件かあり、その都度説明をさせていただいたり、保管方法や使用上の注意点について確認やお願いをしました。商品やショップカード、サイトなどにも注意書きはありますが… お読みいただければと。”染め物” は、扱いに注意が必要です。この件については、また改めて書く予定です。

2020/09/05

天然醗酵建ての藍染め

   最近、天然醗酵建ての藍染めに取り組んでおります。

薬品などを使わずに、醗酵の作用で藍を染められる状態にする、というのは、なかなかハードルが高いもの。しかし、いつかは自分で…と長年思っていたことが、3度目の挑戦でうまくいき、本当に嬉しいです。

染められる状態にすることを「藍を建てる」と言いますが、建ててからも、その状態を維持する日々のお世話や、ムラなく染めることなどが難しく、試行錯誤を続けています。


藍甕(大きなバケツですが)の水面状態は刻々と変わっていて、朝起きたらまず 様子を見にいきます。元気がなくシーンとしていたり、泡が青く盛り上がっていたり、ギラギラと輝く紫色の膜が張っていたり。その様子を見て、灰汁や貝灰を足したり、かき混ぜたり、休ませたりしています。

なんだか遊んでいるようですが、来年の二つの展示会に向けての準備でもあります。今から取り組めば、きっと私の腕も上がり、季節ごとの藍との付き合い方もわかるのではないか、と思い、先月から準備を始めました。寒い季節には、藍は眠ってしまうと思いますが… 保温をしつつ染められたらいいな、と思ったり、とにかく水仕事なので、やはり冬は難しいかな、と思ったり。

酸化してゆく過程で、だんだんと青くなっていく手ぬぐいを見た時は、じーんとしました。10年近く、いろいろと試し、各地の染色家さんに染めていただき、文献を読みあさり、いつかは…、と思っていたことがついに実現しました。




 先日、「バウハウス展」へ。
バウハウスについて、網羅的に楽しめる とてもいい展示でした。
東京ステーションギャラリーで6日まで。予約制です。




 台風10号という、かつてない大きさの台風が近づいてきました。
進路にあたる地域の皆さまのご無事を、ただただ祈るのみ…
くれぐれも、お気をつけくださいませ。





入荷について。ここ数年の取り組みをしばらく続けます。

   気がつけば、過ごしやすい気温になり、日が暮れる時間もはやくなりました。季節は確実に移ろっていますね。郵便局では年賀状の宣伝が始まっていました。コロナ禍で、時間や季節の感覚が少しおぼつかないのですが、慣れていくこと、慣れてはいけないこと、いろいろとあります。  今月も、いくつ...