2007/12/26

今年も暮れてゆきます

今日は、来年販売分の扇子用の手ぬぐいを、扇子屋さんに発送いたしました。扇子用に手ぬぐいを検品し、納品する、というものですが、当店にとっては これがかなりの大仕事で、終えると気が抜けたようになってしまいます。
来年の春、出来上がる扇子を想像しながら、毎日少しずつ少しずつ(肩と手首を労わりつつ)続けていました。検品するにも、写真を撮るにも、メダカや植物が育つためにも、
この部屋に陽の光が、もっと入ればいいのにな、と思いますが…今は思うだけです。これから、また日が長くなるのが嬉しいです。


発送を終えてホッと庭を見ると、忘れていた場所に、球根の芽がニョキっと出ていたり、いつも一羽で来ていたヒヨドリが、今日はつがいで水浴びを。季節はめぐっているのに
そういう変化にも気づかなかった最近の日々を、少し反省しました。

今年もなんとか、ここまでくることができました。
支えてくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
あっという間の一年、と思いつつも、逆に、山あり谷ありの
長い道のりにも思えるから一年は不思議です。
予想もしなかった日々がやって来て、運ばれつつ、出会ったり、別れたり、得たり、失ったり、思い出したり、忘れたりの繰り返し。来年はどこへと運ばれていくんだろう、という期待と不安があります。自分で選んで、進んで、決めていたつもりでしたが、そうとは
言い切れないぞ、と思えるようになった一年です。
今年もまだ、やり残していることが沢山あります。
焦らず、コツコツと。

2007/12/07

汐留ミュージアムの 『あかり/光/アート』 展

今日は汐留ミュージアムの 『あかり/光/アート』 展の内覧会へ。
(会期内のミュージアムショップに当店手ぬぐいが並びます。)

今は、当たり前のように得られる「あかり」が、このように
身近になったのは、ここ100年ほどの間。闇の中での「あかり」への強い憧れ、暮らしや気持ちを変えてきた その歴史が、多くの展示品から伝わってきます。用具としてだけではなく、見た目の楽しさ、美しさを込めて作られている器具に、しばし見入ってしまいました。現代のアートも紹介されていて、「あかり」にまつわる歴史から現在を楽しむことができます。 

季節柄、汐留駅のまわりはイルミネーションでキラキラしていました。
大勢が歓声をあげて足を止める姿を見ていると、先程展示で知った日本初の電球やガス灯が登場した時も、こんなふうだったのかな、と思いました。こちらの展覧会は12月8日から来年2月24日まで開催です。体験教室、トークショーなどもひらかれますので、ご興味のある方はぜひ。

「春の手ぬぐい展」終了。インド茜染めは媒染違いの2種類を販売中です。

   KoHoさんでひらかれていた「春の手ぬぐい展」は昨日、会期を終えました。 多くの方にご覧いただけて嬉しかったです。 植物と手ぬぐい。 個人的にも心躍る組み合わせなのですが、揺れる手ぬぐいの軒下に、柄のモチーフになった植物の苗が並んでいる光景はすてきでした。 KoHoさんでい...