9/22/2017

今年初入荷の4柄。

和棉がはじけていた朝。ベランダのプランターでも、育ってくれて嬉しいです。




今日は、久しぶりの柄ばかりを発売しました。手ぬぐいの「赤い糸」「宿木(利休鼠色)」「延段(黒緑色)」「笠松(紺色)」です。調べてみたら、どれも今年初入荷でした。お客さまから入荷時期についてのお問い合わせも増えてきていたので、ホッと一安心。長らく お待たせいたしました。








秋から冬を意識して、先月の暑い頃に発注していたわけですが、やはり、季節が巡ってくると、いいな、と思えるから不思議です。四季の感覚というのは興味深いですが、メーカーとしては、そろそろお正月〜春のことを考えて、新作も準備しないといけません。(間に合うのかな…)

毎日使う手ぬぐいなのに、どういうわけか、夏ばかりが忙しいのが長年の悩み。今年はありがたいことに、10月、11月、12月、1月、とイベント続きます。各地でお店番の予定なので、皆さまにお目にかかれるのを楽しみに、準備しております。




我が家の、使い込んだ手ぬぐいたち。
消耗品であるけれど、長く使ってほしい、という気持ちがあり選んだ生地と染め技法。それでも日々、使いながら、お客さまのご意見も伺いながら、製造現場の方ともお話して、よりよいものを目指しています。
手ぬぐいの長い歴史を思うと、そこに連なっているということが重く、面白く、伝統を再認識しつつも、誰もみたことがないもの、自分すら驚くようなものを作りたい、と思ってきました。この先も、やりたいことが沢山見えていて、楽しみです。








「陶と植物の二人展」へ出かけました。(Gallery Triplet / 南青山 28日まで開催)
小沼寛さん(陶)、加藤文子さん(盆栽)は古いお友達です。
陶の作品は、浜辺の貝殻のような、静かで、けれども力強い佇まい。植物たちの鉢は、小宇宙のようでひきこまれます。お二人に久しぶりにお会い出来て、お話もできて、いい時間でした。小沼さんがお使いの「手ぬぐい扇子」が超ボロボロで(!)ご愛用くださっていることに じ〜んとしました。



9/17/2017

台風北上中。(どうかお気をつけくださいませ)

また台風が北上中。
いろいろな計画が延期になりましたが、とにかく安全第一。皆さまもくれぐれもお気をつけくださいませ。

(↓数日前、「”みつ豆” ぼうず」を作りましたが、やはり大雨 …)





この夏に、バリ島で染めていただいた植物染め手ぬぐい。どれもが、とてもいい色合いですが、茶色に引き続き、丹色も複数の植物染料を混ぜて染めているので、詳細は不明。不明なままに、ネットショップと、イベントにて この美しい色合いをお披露目したいと思っております。

「折紙」柄の赤に、丹色を重ねるところが、かっこいいな、と思いました。(柄と染め色の組み合わせはお任せしています)





来月は町田で「第9回 くらしのmoto市」に参加いたします。
これから公式サイトでは、出展者の紹介や、ワークショップ、ライブ、坐禅会のことなど、情報が更新されていくと思います。今回も、賑やかな楽しいイベントになりそうです。

日時:2017年10月29日(日) 10時から16時
会場:簗田寺(町田市忠生)


11月には、すてきなイベントに参加できることになりました。詳細はまた後日、お知らせいたします。



… 近所を散歩していたら、ミズヒキが綺麗に咲いていました。赤いミズヒキもいいですが、白花種(ギンミズヒキ)が大好きなので、見つけると嬉しくなります。秋ですね。




秋は空も目が離せず、先週は夕焼けがきれいな日が多かったですね。こんな手ぬぐいが作れたら、いいなぁ。





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9/12/2017

長年の「お知らせ」ページをブログへ移行しました。

「東京蚤の市」を終え、夏のイベントが一段落。10月までは出店がないため、後回しにしてきた様々なことをどんどん進めているところです。(梅干しもようやく完成です)





まずはサイトを新しくすること。使い勝手や、これからのことを考えると、新しくするタイミングだと感じました。その中で、「お知らせ」のページをどうするのか、を考えていました。10数年分のお知らせは、膨大なデータ量になっているので、サイト内で抱えていくのが大変になり、いっそ消してしまおうかとも。

しかし、読み返してみると、私自身が忘れていた事柄や、駆け出しの頃の苦労、将来への思いなどを綴っていて、初心を思い出すような、20代の自分からの手紙を読んだような気持ちになり、残していこうと思いました。(今はもう40代、時代も自分も状況も、だいぶ変わりました。)


これは初代「みつ豆」の型紙。2005年


その移行に時間はかかりましたが、すべてを読み返した今朝、ようやく次のステップへ行けるような気がしました。進むべき方向や、やるべきこと、やりたいことというのは、今までを振り返れば、ちゃんと指し示されていて、その根拠や力は自分の中に、すでにあるのだと感じました。
多くの方々に支えられて、17年目。やりたいことや、ようやく見えてきたことがあり、これからがさらに楽しみです。
私にできることは、続けていくこと、世に問うこと、繋いでいくこと、かな。






バリ島からは、また素敵な色合いの手ぬぐいが届きました。茶色のものは、初めて目にしたので、染材の植物名が気になり、友人を通してお尋ねしたのですが、5種類ほど混ぜたので、よくわからない、覚えていないなぁ、とのお返事でした。なんとおおらかな。
でも、確かに複雑な色合いで、深みのある茶色です。植物名は不明ですが、不明なままに、販売を予定しております。
今回も、多くの方々のお世話になり、運んでいただき、手にすることができました。旅する手ぬぐい。関係者の皆さま、本当にありがとうございました。




69作目「早瀬」を発売いたしました

 【手ぬぐい発売のお知らせ】 69作目の手ぬぐい「早瀬」を発売いたしました。 速い水の流れを表現した柄です。 色合いは灰紫色、青浅緑色の2色がございます。 染め:注染 サイズ:約35×90cm 生地:特岡(木綿100%) . . . ○あひろ屋ウェブサイト http://ahir...