所蔵品ギャラリーを上から下までじっくりと。
そのコレクションの数と内容の濃さ。
以前から気になっていた方の作品に思いがけず出逢えたり、
嬉しい発見もありました。
年5回展示替えがあるそうなので度々訪れたいです。
本日のお目当て「松田権六の世界」展を観に工芸館へ。
こちらは熱気に包まれていて、見入る人の視線の先には
素晴らしい作品の数々。概要を確認していたとはいえ、
目の前にする蒔絵作品の美しさにショックを受けました。
技はもちろんのこと、素材選びやデザインの面白さ、
センスに心を奪われてしまう。
漆芸では田口善国作品にもドキリとさせられましたが、
そのほかに、特別公開中の横山大観『生々流転』、
柳宗理の『生活のなかのデザイン』も観て、
ちょっと得した気分に。美術館での楽しい一日でした。