昨日は、汐留ミュージアムへ出かけました。震災後、臨時休館していましたが、現在は開館しています。(閉館時間が17時になっておりますのでご注意くださいませ。)開催中の 『建築家 白井晟一 精神と空間展』 は、とても楽しみにしていた展覧会なのに、結局出かけるのが会期終了間近になってしまいました。
私はこれまで、白井晟一さんをあまりよく知らなかったのですが、家族や友人からいくつかの話をきくうちに興味が涌いてきました。すごい方がいらしたのだと。
展示された建築作品、書、エッセイ、装丁、どれも心に残るものでした。最近の震災や余震、放射性物質などに怯え、縮こまっていた心が、静かに支えられたような気がしました。友人から薦められていた白井さん唯一のエッセイ集『無窓』は復刻版が発売されていたので購入。
会期中の汐留ミュージアムの売店コーナーに、当店手ぬぐいの一部と風呂敷が並んでおります。なぜか手ぬぐいの『赤い糸』が人気だそうです。
最近、また寒さが戻りましたが、見上げれば桜の芽もだいぶ膨らんできていました。もうすぐ、もうすぐ。あひろ屋としても、「桜」の新しい手ぬぐいや、今年の扇子が届く日を
楽しみにしているところです。もう少し、お待ちくださいませ。