1/23/2021

雪の予報。琉球藍。新しい柄。繋がり。

 久しぶりにまとまった雨になりました。恵みの雨です。今夜から雪の予報が…。 


(季節のご挨拶用に彫った笹。)

(シャコバサボテン。いい色合い。)


 二ヶ月ぶりに「注染+琉球藍染め」手ぬぐいをオンラインストアで販売致しました。
気温が低いこともあり(ヒーターを使って液温が下がりすぎないようにしています)、発酵はゆっくりとしていて、二ヶ月頑張っても あまり枚数は染められませんでした。しかし、染め重ねることで深い青色が表現でき、今回もなかなかの色合いだったと思います。(枚数制限もある中、わずか1時間でほぼ完売…。とても励みになりました。次回のオンラインストアでの販売は少し先になると思いますが、7月と9月の個展で販売予定ですので、そちらでも是非。)



 朝晩の攪拌前に、pH測定と同時に、ティッシュペーパーを捻ったものを藍甕に浸して、染まり具合を確認しています。長年のプロはこんなことをしないと思いますが、私はまだ日が浅く、藍の調子が上向いているのか、どういう状態なのかを判断するために数日分を並べて見ています。




 友人や知人からの連絡の際、『藍ちゃん、元気?』と藍甕バケツの様子を訊かれることが増えました。なかなか手がかかりますが、藍染めの不思議さと、微生物たちの日々の揺らぎが面白く、始めてみてよかったと思います。





(新しい柄にも向き合いました)


(ベランダの苺が豊作かも)




 新型コロナウイルスの影響で、出かけたり、集まったりができなくなって一年。最近はまた緊急事態宣言が出たり、終わりが見えない中で気分がドンヨリしがちですが…

贈り物を送りあったり、電話でのんびりと話したり、手紙を書いてみたりして、改めて繋がり合うことの大切さを感じています。声を掛け合うこと、気持ちを抱え込まないこと…。自分も多くの支えがあって、今があることがよくわかります。

はぎれセットや年末年始の営業のお知らせ

今朝は初雪が舞った東京。今年も年末が近づいてきました。 お歳暮やお年賀として、手ぬぐいをお選びいただけることを嬉しく思います。昔から、ご挨拶時のひと品として手ぬぐいは使われてきました。 今年はすでに南天、紐結び、笠松などのお正月に人気な柄は欠品してしまいましたが、「摘草」や「梅霞...