3/30/2005

「民工芸品部門」でノミネート!

外国のお客様に喜んでいただける日本のお土産とは?というコンテストが国土交通省、ビジット・ジャパン・キャンペーン事務局主催で行われました。成田、羽田、関空のサイト上で、外国の方と日本の方、双方からその ”お土産” をあげていただく方法だったそうです。その結果、4000件以上の回答の中、外国人にお薦めしたい商品として、当店手ぬぐいを推薦してくださった方が多く「民工芸品部門」でノミネートされているとのご連絡をいただきました。
(実は、ノミネートのご連絡をいただくまでこちらのコンテストの事を知りませんでした。大変驚きました!)


残念ながら入選はできなかったのですが、これほど多くのものが溢れている日本の中で、ノミネートされたということ、そして、それは推薦してくださった多くの方が存在するということ。身の引き締まる思いでした。推薦してくださった皆様、本当にありがとうございました!御礼申し上げます。

気になるのは入賞された商品ですが、『民工芸品部門』では、
金賞→松栄堂さん、銀賞→鳩居堂さん、銅賞→久宝堂さん、でした。(やはり、すごい顔ぶれです。)
これを励みに、また頑張っていきたいと思います。

3/26/2005

伊勢半本店紅資料館へ

お知らせがずいぶんと遅れてしまいましたが、東京・青山に今月3日、素敵なお店が開店いたしました。伊勢半本店紅資料館を併設の『紅匠』。伊勢半さんは、紅花からとれる色素のみで作られた”紅”を、昔ながらの製法で伝えている唯一のお店です。(1825年創業!)
 

資料館では、美しい化粧道具など所蔵品がズラリ。展示されている道具を眺めつつ、”紅”の製法を知ることができます。資料館手前のお店『紅匠』は”紅と粋な小間物”を
コンセプトにしていて、当店手ぬぐいも並べていただいております。

開店に先駆けての内覧会では、紅づくりの実演初公開などなど、今思い出しても素晴らしいひとときでした。このような伝統の技が生きている事と、出来上がった”紅”の美しさにただただ感動!その日のお土産にいただいた、かわいいセットの中身をご紹介しますね。





小皿に塗られた”紅”は、玉虫色に光っています。右は山形の最上紅花。
紅筆はコシのあるイタチの毛で出来ているそうです。
乾いている時は玉虫色。これは極上の"紅"の証。光を嫌うので、使わない時はお皿を伏せておきます。



”紅”は水で溶きます。美しい赤色。その人のもつ唇の色や、重ねる量により、様々な色合いを見せてくれます。紅を点(さ)す指は薬指。時代劇などで、そういうしぐさを見たことがありますね。


青山にお出かけの際は、ぜひ。根津美術館のそば、骨董通り沿いです。 

「珊瑚(紺地に灰青色)」「蕨(灰紫色)」は販売終了です

   下記の手ぬぐいは販売を終了致しました。長い間、ありがとうございました。 ・T37-2 「珊瑚(紺地に灰青色)」 ・T43-2 「蕨(灰紫色)」 「珊瑚」の赤や、「蕨」の柚葉色は今後も販売いたします。 (終える色合いはあっても、柄の廃番はありません。 これからも よろしくお願...