1/13/2008

ゲッチョ(こと盛口満氏)と安田守氏

今年の冬は、わりと暖かいのかなと思っていたら、そんなことはなく、シンシンと冷えていて、庭にくる鳥達も、羽を膨らませ枝にとまっています。



日中はミゾレが降っていた昨日、池袋ジュンク堂書店へ向かいました。
寒いけれど気分はウキウキ。恩師であるゲッチョ(こと盛口満氏)と
安田守氏のトークセッションがあり、この日を心待ちにしていたのでした。

開始前にお二人に会うことができ、ご挨拶。約20年振り、というのが
不思議でした。超満員の会場で始まったお話は、相変わらず面白ドッキリな内容で、安田氏は「虫の学校」(虫フンをテーマに)、盛口氏「骨の学校」(骨いろいろ)というものでした。

テーマについてはもちろんのこと、両氏が考えてきたこと、
今考えていること、ちょっとしたお話にもジーン、としてしまうのは、なぜだろうと考えていました。自分の仕事、生き方、好きなこと、それらに真っ直ぐに向かい合ってきたからこそ見えること、感じられることを滲ませているなぁ、と思いました。

ホワイトボードの前に立ち、自慢のお宝品(虫フンやジュゴンの骨など)
を手に説明する姿は、自分が当時、中学生で、毎回ワクワクしながら聞き入っていた日々を思い出させてくれました。大人になった自分でも、ワクワクする授業(?)に感謝。今でも私は、お二人の生徒なんだな、って思っています。好きなことに正直に、励んでいこう、という意欲をいただきました。安田氏の本「昆虫コレクション」。それと、ゲッチョからもらった日本最大級のドングリ「オキナワウラジロガシ」。大きい!








「箸格子(朽葉色)」は色合いが変わりました

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