2017/03/23

16年ぶりに「鉄瓶」柄の版下を修正しました。

東京は桜の開花宣言もあり、いよいよ春本番。
春だからでしょうか、年度末ということもあるのでしょうか、少し慌ただしく、様々なことが動いています。


お客様からの嬉しいお便りを拝読しながら、この仕事を続けてくることができて本当によかった…ありがたい、と思えた朝。
あひろ屋はいつも恵まれてきたのだと思います。お客様はちゃんと見てくださっているし、応援と期待をこめて、ご注文をくださっていること。その思いに応えられるメーカーであり続けること、が大切なのだと気を引き締めました。


先日、「鉄瓶」手ぬぐいの型紙が破れてしまったと連絡があり、いつもであれば、そのまま型彫りをお願いしてしまうのですが、今回は修正のために少し時間をいただきました。
型紙から型紙へ写していく方法で更新されるため、それを何度も、十数年続けているうちに、角が取れ、角度がつき、少しずつオリジナルと離れていることが気になっていました。

当初の版下をただ写すのではなく、バランス、角度、ツルや撮(つまみ)の形などを改めて考え、少し変えてみました。パッと見た感じではわからないような、微妙な修正です。
沢山の鉄瓶の写真を眺め、工房見学をさせていただいた時のことを思い出しながら、久しぶりに多くの鉄瓶をスケッチ、手に鉄瓶のラインを覚えさせるような気持ちで描いていました。(版下を更新していく作業を、今回は写真に取りつつ Instagram に都度載せておりました。窓に昔の版下を貼り付けて、その上に紙を貼って、写し取る作業など!今時、こんなアナログな方法でやっているのか、と笑われていると思いますが、何かの、どなたかの お役にたてば嬉しいです。)








16年ぶりに新しくなる「鉄瓶」のデザイン。それで染めたものを はやく見てみたいな、と楽しみにしているところです。



"くらしがしごと、しごとがくらし"

「露草」手ぬぐいの版下を描く前に、イメージを確認するために描いた下絵。 斑入りの葉の露草。花は普通のものでした。  …また少し、間があいてしまいました。 大きな台風、そして北海道の大地震。続く災害に、言葉を失っておりました。...