3/04/2019

「斑雪」手ぬぐいはver.3が発売になりました

 先日、「蒲公英(うこん色)」手ぬぐいと一緒に、新しくなった「斑雪(はだれ)」も届きました。雪解けの春の柄。この季節にぴったりです。
新しくなったのは、全体的な縦方向のぼかし染め。今回から染め色が増え、より美しいグラデーションになりました。(染めの色合いの幅を、濃い方へ広げていただきました。それにより、今までよりも全体的に色合いが濃くなり、柄がくっきりと見えるように。)





発売から3年の間に3回の微調整があり、その都度、お付き合いくださっている染め屋さんには頭が下がります。微調整なので微妙な部分を伝え合うわけですが、私の提案に対して、染料の濃度のこと、それをどのように染めるのかを考え、教えてくださる。それを知った上で、私はイメージを伝え、それを現場の職人さんが再現。ありがたいことです。

 当店の手ぬぐいは現在、すべて注染という日本独自の技法で染められたものですが、微妙なぼかし染めの表現をしながらも、量産ができることは 改めてすごいことだと感じています。量産しつつも、それぞれの糊置きや染料を注ぐのは手作業、様々な要因が合わさり、微妙な個体差が生まれているところも、面白いと思っています。





 レンギョウが咲き始めていました。もう春ですね。


 *誠に勝手ながら、3月8日から17日までは臨時休業いたします。
そのあとの21日から23日は都内でイベントに出店いたします。出荷を長くお休みすることになりますが、どうぞ よろしくお願いいたします。


はぎれセットや年末年始の営業のお知らせ

今朝は初雪が舞った東京。今年も年末が近づいてきました。 お歳暮やお年賀として、手ぬぐいをお選びいただけることを嬉しく思います。昔から、ご挨拶時のひと品として手ぬぐいは使われてきました。 今年はすでに南天、紐結び、笠松などのお正月に人気な柄は欠品してしまいましたが、「摘草」や「梅霞...