10/25/2019

久しぶりの入荷

「牡丹(紫色)」一年半ぶり、
「箸格子(赤)」三年ぶり、
「籠目(梅鼠色)」六年半ぶり…
今回、入荷した手ぬぐいは、どれも久しぶりに染めたものでした。
使える染料が変わったことで、色合いが以前と違うかも…と聞いていましたが、ほとんど変化はありませんでした。職人さんの感覚の確かさを感じました。

 柄が毎年増えていることもあり、染めてゆく間隔は少しずつ長期になっております。次に染めるのは何年後になるのでしょう…。在庫のあるこの機会に、よろしくお願いいたします。




 注染手ぬぐいは化学染料で職人さんに染めていただいておりますが…、自分でも手を動かし、染める作業(植物染め)は楽しいもので、少量しか染められないものの、地味に続けています。
商品としての植物染めの作業の終わりに、染液や媒染液が余っている時は身近なものを染めてみます。色落ち、変色、素材によっての違いを確認したいというのもありますが、染め替えて着てみたい服も。




 先週は、デザイナーの川上元美さんと家具モデラーの宮本茂紀さんの対談を聞き、宮本さんの展示も拝見。とてもいい時間でした。
同じ銀座でひらかれている「工芸批評」展へも。(友人たちの作品も並んでいました。)"作ること" や "デザインすること" を改めて考えたり学んでいる途中なので、どのお話も、展示も、勉強になりました。








はぎれセットや年末年始の営業のお知らせ

今朝は初雪が舞った東京。今年も年末が近づいてきました。 お歳暮やお年賀として、手ぬぐいをお選びいただけることを嬉しく思います。昔から、ご挨拶時のひと品として手ぬぐいは使われてきました。 今年はすでに南天、紐結び、笠松などのお正月に人気な柄は欠品してしまいましたが、「摘草」や「梅霞...