気がつけば、過ごしやすい気温になり、日が暮れる時間もはやくなりました。季節は確実に移ろっていますね。郵便局では年賀状の宣伝が始まっていました。コロナ禍で、時間や季節の感覚が少しおぼつかないのですが、慣れていくこと、慣れてはいけないこと、いろいろとあります。
今月も、いくつかの柄が入荷し慌ただしくなってきました。2、3年ぶりに入荷したものばかりです。
手ぬぐいが沢山入荷しても、行える仕事量は決まっています。そのバランスを考えて発注したり、新しいアイテムを作ったりして、この数年は様子をみてきました。
今後も、一定量の手ぬぐいを毎月染めていただき、販売していく予定です。年に数回 ひらかれる展示会にて、多くの柄をご覧いただけると思いますが、オンラインストアでは種類や販売数が限られているため、売り切れてしまっている場合は、各地のお取引先のお店でお求めいただければと思います。(サイトにお取引先一覧のページがございます。)
卸販売につきましても、入荷時はサイトやSNSでお知らせをしておりますので、お早めにご注文いただければと思います。
次回の入荷時期についてのお問い合わせが多いのですが、人気のある柄や季節の柄は毎年〜2年周期、それ以外のものは3年〜数年の周期です。その間に型紙を更新したり、リデザイン、色変更になってしまうこともあるので、次回は少し違っているかもしれません…。
1. 発売した柄は製造中止にはせず、作り続ける。(リデザインなどを行うことも。)
2. 状況に合わせ、染料やデザイン、価格の見直しをする。
3. なるべく長く あひろ屋を続けること。
開店当初の約二十年前から思っていたことは、続けてきていると思います。なかなか難しい時もありますが、皆さまのご理解や応援で、今があると感じています。
… 今年に入ってから、植物染めの変色、手ぬぐいの色移り、脆化などのご相談やクレームが何件かあり、その都度説明をさせていただいたり、保管方法や使用上の注意点について確認やお願いをしました。商品やショップカード、サイトなどにも注意書きはありますが… お読みいただければと。”染め物” は、扱いに注意が必要です。この件については、また改めて書く予定です。