2008/08/25

祖母のための「赤べこ」手ぬぐい

朝晩が涼しくなり、風に秋を感じるなぁと思ったら急に寒いくらいに。
街路樹には早くも色づき始めた木々が。夏が去っていくことは、
やはりちょっと淋しいです。

前回の日記を書き終えた頃、祖母が亡くなってしまったと

連絡が入りました。
セミの幼虫を拾った夜は、救急搬送された祖母をお見舞いに

出かけていたのです。
突然のことだったので、気持ちの整理もつかないまま、
すーっと日々が流れていきました。
ふとした時に、子供の頃の祖母との思い出がよみがえります。

(数年前のことですが、あひろ屋が「誂えモノ」で

唯一デザインから手がけた手ぬぐいがあります。
それは、その祖母の卒寿祝いに作りました。

丑年生まれなので「赤ベコ」のデザイン。
喜んでもらえたことが本当によかったなぁ、と思っています。)



数日前、浦和の「楽風」さんに追加の納品に出かけました。

新作ほか、新しいバージョンの籠目や、出目金など、
9月半ばまで展示販売をしております。
楽風さんのお庭は自然で、木々や草花がしっとりとした空気を
作ってくれているよう。その日は庭師の方々が、作業をされていました。
お茶をいただきながら、何気なくお庭を眺めるのが好きです。



そういえば。お取引先の「和装はきもの・小物 加藤」さんから、

雪駄をいただきました。まだ暑い頃に。
チェック柄がかわいらしく、添えられていたお手紙にもグッときます。
『外で次の手ぬぐいの柄のスケッチをする時にでもはいてください。』






先日、納品を兼ねておじゃましました「空+kan」 さん。

お店の横には青々とした田んぼが!これから稲穂が色づくと、
さらに美しい眺めになるのでは。
お店には作家さんのモノ、古いモノなど素敵な品々が並んでいました。

私がその日にいただいたのは写真の「繭皿」。古いモノなのでしょうか、
いいツヤが出ていて、軽くて、大きさもほどよいです。
実際の用途を知っているので家族に教えてあげると『ひえ~~』と

言っていましたが、お蚕さんは感謝すべき素晴らしい虫なのですよ。



 

 

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