この連休は、畑仕事に勤しみました。畑といっても市民農園で狭いのですが、季節の変わり目なので牡蠣殻石灰を撒いたり、
タネを蒔いたり、苗を植えたり、とやることは沢山!気温はまだ30度を超えたりするので、朝に植えて、また夕方に水を撒きに行ったり。片道徒歩25分を水を持って2往復すると、もうクタクタでした。
でも、夜が明けていく空を眺めながら歩くのは清々しいですね。畑仕事をしていると、朝日が昇ってきました。夕方にもう一度出かけたので、今度は沈んでいく夕日を眺めることができました。
自分達が食べる分だけの狭い畑なので、不耕起栽培といいますか、自然農的にやっていきたいと思っています。草はあまり抜かず、虫は殺さず、もちろん薬剤、農薬は使わず、肥料も油カスなどを少量使う程度。かつて、もっと広い畑でハーブや野菜を育てていましたが、肥料をたくさん与えたり、耕さなくても(化成肥料、薬剤などは一度も使いませんでした)とても元気に育っていたことを思い出します。そんなやり方が今回の畑でも通用するのか、どんなふうに育ってくれるのか、確かめてみたいと思っています。
畑のことばかり書いていますが、いろいろな作業をとおして、ハッと気がつくことが多く、今の自分にとって必要なことなのかも、と感じています。夏、草がボーボーになってしまっていたので、ちょっと抜いてみたのですが、疲れてしばらく畑に行かなかったことがありました。久々に出掛けると、草の無いむき出しになった土はカサカサで、触るとそのあたりは固くなっていました。逆に、ボーボーのエリアの土はフカフカで、掘ると小さな虫が沢山いました。植物と土が「生かし合っている」ことがよくわかり、そのことが日常のふとしたことと重なったりします。
気がつくと、もうお彼岸。今年は遅めでしたが、ちゃんとヒガンバナが咲き出しました。