12/22/2010

暮らしや気持ちに寄り添える手ぬぐいを。

冬至を迎えると、もろもろのことが、底を打ったような気がしてしまいます。一陽来復。
ベランダの水仙はぐんぐんと伸び、侘助が咲き始めました。


さて、先日発売の『天然生活』の中で、赤木智子さんが当店手ぬぐいをご紹介くださっていました。その頁に載っていた写真は、使い込まれて、色も褪せ、くったりとした手ぬぐいたち
でした。もう何年も、大切にお使いくださっていることが一目でわかり、じ~んとしてしまいました。

展示会の時などに、お客様がご愛用の手ぬぐいを見せてくださることがあります。色褪せて、少し汚れていても、愛おしい、とおっしゃっていただくと、なんとも言えない感謝と喜びがこみあげます。暮らしや気持ちに寄り添える手ぬぐいを、これからも作っていきたいです。

 


 
Kageこと、稲蔭一道くんから、いただいたカレンダー。彼の撮った美しい写真と、一年を過ごせるのはいいなぁ。

処暑。

 春に発注した柄がようやく届きました。嬉しい気分の中で、過ぎた季節のことを思いました…。しかし日本のいいところは、また季節は巡ってくるということです。牡丹もこれから寒牡丹の季節がくるわけで。最近は季節に関係なく、柄を選んで発注しています。毎年染めている柄もあれば、数年に一度のもの...