2015/04/28

鉄線唐草のモデルになった花、12年ぶりに咲く。

先日、浦和の日本茶喫茶・ギャラリーの「楽風」さんへ納品にでかけました。
5月より、一階の喫茶コーナー奥で、手ぬぐいの展示販売が始まります。お庭は藤が見頃で、お茶もおいしくいただきました。(お店では、「手ぬぐいコースター」を使ってくださっています!)






  


さて、その「手ぬぐいコースター」ですが、3枚重ねの生地はその時々で組み合わせも様々、ネット販売は難しいのでは、と思っておりました。しかし、一部のお店やお客さまより、柄はお任せします、というオーダーをいただくようになり、それでは … とネット販売を始めました。これからの季節に活躍しそうなコースター。いかがでしょうか。


今は、5月1日から四谷のクロスロード・ギャラリーさんで始まるイベントの準備に追われております。
「春のパサール・クマンマン」展 …
クマンマンは、本店がバリ島ウブドにあり、そのお店を飛び出して、年に2回ほど展示会を行なっています。バリ島の雑貨、服、ナチュラルソープなどはオリジナルで、いつも展示会が楽しみでした。今回お声がけをいただき、あひろ屋は、いつもの手ぬぐいと、バリ島の植物染め手ぬぐいを展示販売することに。

*Pasar Kumangmang(パサール・クマンマン)とは …
パサールはインドネシア語で「市場」、クマンマンはバリ語で「見えない人」という意味。彼らが心掴まれ扱っている品々の製作者は”顔の見えない(名前の出ない)”職人さんたち。そんな方々の手仕事をご紹介したい、応援したい、という思いで活動されているそうです。今年はあと2回、展示会がひらかれます。(平塚と川越です。)



そして、布モノ作家のイカラシチエ子さんによるお誂えの”あづま袋”もございます。お好きなバリの布と、あひろ屋手ぬぐいをお選びいただき、リバーシブルの袋を製作していただく、という楽しみな企画です。(出来上がっている袋も販売いたします。どんな組み合わせなのか、私も知らないので、当日が楽しみです!)

会期中は毎日、会場におります。GW期間中ですが、ぜひお立ち寄りくださいませ。

 

あづま袋。バリ島の布 × あひろ屋手ぬぐい。イカラシチエ子さん縫製。










「鉄線唐草」柄を描く時に、モデルにした花(クレマチス)がありました。ところが、翌年からパッタリ咲かなくなり、いつしか私もそういう植物なんだ、と諦めて、花色も忘れておりましたところ … なんと12年ぶりに、突然咲きました!やはり、素敵な花ですね。来年も咲いてくれますように。

 

「春の手ぬぐい展」終了。インド茜染めは媒染違いの2種類を販売中です。

   KoHoさんでひらかれていた「春の手ぬぐい展」は昨日、会期を終えました。 多くの方にご覧いただけて嬉しかったです。 植物と手ぬぐい。 個人的にも心躍る組み合わせなのですが、揺れる手ぬぐいの軒下に、柄のモチーフになった植物の苗が並んでいる光景はすてきでした。 KoHoさんでい...