1/21/2018

望雲さんで「イッテンモノ テン」始まりました

20日より、福岡の望雲さんで「イッテンモノ テン」という作品展が始まりました。
あひろ屋は2品、出品しております。




「IRO MIHON」

手ぬぐいを染める時、色見本として染め屋さんに渡すために作っているものです。いつもは1色ずつ切り離してしまいますが、染めたままの状態で、何かに使えるかしら、と長めに作ってみました。生地は手ぬぐいと同じ綿(特岡)です。
テーブルセンターや、タペストリーとして、本来の使いみちである色見本として。
赤系66色、青系66色、合計132色。似た色合いもありますが、少しずつ配合を変えているので全て違う色です。(ところどころ、ムラになっていたり、四角の大きさもバラバラですが、毎日少しずつ染めていたので、その日の気分が出てしまったようです…。)







「FUROSHIKI」 
手ぬぐいを縫い合わせ、柿渋で染めたものです。
柄は縁起の良い「南天」柄です。(ナンテンは”難転”に通じるとされる縁起木。)
風呂敷として、敷物として、何かのカバーとして…。
柿渋を何度も染め重ねることで、生地にハリと強度が生まれました。この後も、少しずつ色合いは変化していくと思われます。


-----

「イッテンモノ テン」は多くの作家さんが参加され、美味しいものや、桐箱に絵を描くワークショップなどもございます。2月4日までの開催です。(詳しくはイベントのページをご覧くださいませ。)


-----



先日、ルミネゼロでひらかれていた「仕立て屋のサーカス」東京公演に友人と出かけました。布と光と音楽と…。表現のこと、思いを何に託してゆくのか、空間と時間のことなど、あれこれと巡らせつつも楽しみました。会場では懐かしい友人たちに次々と会えて、とてもいい時間でした。




久しぶりの休日。DIC川村記念美術館へ。

 誘っていただいて、DIC川村記念美術館へ。 吹雪く東京駅そばで高速バスを待ちながら、朝は近所に雷も落ちていたし、思い出に残る一日が始まったのかも…と感じました。  美術館ではマーク・ロスコの「シーグラム壁画」の専用展示室が素晴らしかったです。 すべての展示を見終えてからもう一度...