結び。
古くから伝わる結びの形には祈りや意味が込められ、造形としても美しく、様々な場面で用いられてきました。信仰や実用から装飾へと変化してきましたが、現代では その伝統も薄れつつあるかもしれません。
この手ぬぐいのデザインに使用した結びは日本に伝わるもので、それぞれに名前が付いています。
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結びについては、引き続き調べたり、関連することを知りたいと思っていて、その一環で(?)関守石を試しに作ってみました。石が小さすぎて、うまくいかず。(底の部分の輪の編みはできました)
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先月から、ずっと仕事場を離れられずにいましたが、そろそろ終わってしまう展示を二つ、観てきました。
「ムンク展」東京都美術館
十代の頃よりムンクが大好きで、このたびも楽しみにしていました。1997年の世田谷美術館展、2007年の国立西洋美術館展、と、なぜか ほぼ10年ごとに大きな展示が日本でひらかれていますが、今回もよかったです…。自分も年を重ねているわけですが、改めて自画像や、故郷の風景を描くムンクの心を思い、しみじみとしました。いつ観ても、あの危うい感じに惹き込まれます。
「扇の国、日本 展」サントリー美術館
扇子については今も(手ぬぐい扇子の)再販要請があり、いずれまた…と考えているところです。やはり、扇子はいいですよね。
このたび、珍しい展覧会がひらかれると知り、とても興味がありました。日本の発明品であり、いつでもどこでも楽しめる身近な美術品として、古くから愛されてきたことがよくわかる展示で、扇子そのものも、扇子モティーフの工芸品も、素晴らしかったです。
(館内の遊び心のあるサインも、よかったです。『扇流禁止』という表示が階段の降り口にありました!)