”紐を結ぶこと” については、その意味や歴史、祈りや呪術的な背景を知りたくて、古い書物なども参考にしました。台湾から取り寄せた中國結の本では、日本と同じ結びのものもありました。2011年頃には下絵を描き上げていたものの、版下にできなかった理由の一つは、その後も様々な資料に出会い、そこからまた考え、奥深い世界をどのようにシンプルに表現しようか、と迷っていたからでした。
ようやく手ぬぐいとして販売することができましたが、”結び” の世界は 様々な分野や文化と繋がっていて、興味は尽きません。これからも追ってゆきたいテーマです。おすすめの本や資料がございましたら、ぜひお知らせくださいませ。よろしくお願いいたします。