9/27/2021

秋の日々

 
 20年分の手ぬぐいの版下。
あちらこちらに分散してしまってありましたが、今回ラベリングした箱に整理し、すぐに見つけられるようにしました。きっかけは「照葉」の版下がすぐに見つからなかったこと。



 「照葉」柄は型紙が破れてしまい、今年は新しく彫ることがわかっていたので、このタイミングでリ・デザイン。葉の虫喰いを増やしたり、葉の重なりを確認したりする程度でしたが、13年ぶりに自分の描いたものと向き合うというのは、それなりに緊張しました。なぜか、サイズがギリギリの版下だったので、今回は幅と長さを少し大きめに描きました。(この版下から型紙を彫る方は大変だと思います。そして、型代が高額になると想像します…。)




 先月、シルクスクリーンを教わっていた時の試し染めの布。色合いを微調整しては刷る、色の重なりを見るために刷った布は、少し厚地の生地でした。それを手縫いで袋にし、ちょっとしたものを入れています。思い出の詰まった布を、こんなふうに使い続けるのもいいな、と思いました。










 先週、早起きをして高尾山へ。今年の催事が全て終了したご報告(?)のお詣りや、のんびりと写真を撮ったり、花の名前を調べたり。頂上からの眺めもよく、ただただ歩いただけでしたが、気持ちが充実するひとときでした。下山してからは高尾山温泉にも。天然湯の露天風呂は久しぶりでした。


 来年の催事の打ち合わせなどが始まりました。一年はあっという間なので、気を引き締めて2022年へ向き合っていこうと思います。どんな年になるのでしょう。コロナ禍は終わりが見えているといいのですが。

はぎれセットや年末年始の営業のお知らせ

今朝は初雪が舞った東京。今年も年末が近づいてきました。 お歳暮やお年賀として、手ぬぐいをお選びいただけることを嬉しく思います。昔から、ご挨拶時のひと品として手ぬぐいは使われてきました。 今年はすでに南天、紐結び、笠松などのお正月に人気な柄は欠品してしまいましたが、「摘草」や「梅霞...