手ぬぐいの「みつ豆」と「宿木(茶色)」が久々に入荷し、それも嬉しかったのですが、やはり待ち遠しかったのは62柄目の新作です。
「石榴(ざくろ)」
古くから世界で果樹として利用され、種子が多いことから、
豊穣、希望、子孫繁栄などのシンボルとされてきました。
…石榴は、いつか手ぬぐいの柄にしたいと思っていました。
以前、うちの庭にも植えましたが、実がなる前に転居してしまい、あの石榴の木はどうなったのだろう、とふと思い出します。
更紗のような雰囲気の手ぬぐいを作りたくて、描いた柄です。そこに注染のぼかし染めが加わったら、きっと素敵なのではないか、と思いついたものの、染め屋さんにはご苦労をおかけいたしました。
地色は薄茶色と、薄ねず色の2種類です。
いくつかのザクロの実を、ぼかし染めにしています。