8/11/2022

下駄をすげていただきました

 







 先日、下駄に花緒をすげていただいた時の写真です。


まず、綿などを少し取り出して、花緒の準備。
わりと大胆に、下駄に三つの穴を開けていきます…
紐の結び方、力加減、花緒を足に合わせた形に仕上げていく作業は「技」という言葉が浮かびました。

一度も足を見せていないのに(サイズは伝えたけれど)履いてみるとぴったり。手を見れば、足の様子もだいたいわかるそうで、どうやら見られていたようです。




カラス表、舟型の下駄、「縞市松」の花緒





 今回の展示会で、手ぬぐい生地から花緒を作っていただいたことが、とても励みになりました。
花緒のためにデザインしたわけではないものの、それぞれの柄を活かす工夫や、組み合わせを見せていただいたことで、改めて、デザインとは何だろう?と思いを巡らせています。

下駄などの「はきもの」について、機能や歴史など知らないことばかりでしたが…、少し近づけた気がしています。
もっと身近に。履いたり、あつらえたり、楽しんでいけたら。

下駄+花緒、もちろん花緒だけでも、メールオーダーを承り中です。
加藤さんの はきもの専用 Instagramをご覧くださいませ。
https://www.instagram.com/wasokato_no_hakimono/


あひろ屋の手ぬぐい展 
2022.8.5(金)- 8.14(土)  
10:30 - 18:00   

和装はきもの・小物 加藤 
秋田県大仙市大曲中通町9-20 
https://www.instagram.com/wasokato_no_comono/



はぎれセットや年末年始の営業のお知らせ

今朝は初雪が舞った東京。今年も年末が近づいてきました。 お歳暮やお年賀として、手ぬぐいをお選びいただけることを嬉しく思います。昔から、ご挨拶時のひと品として手ぬぐいは使われてきました。 今年はすでに南天、紐結び、笠松などのお正月に人気な柄は欠品してしまいましたが、「摘草」や「梅霞...