4/25/2017

イカラシチエ子さん。

なぜか藤棚が多い団地に住んでいるので、昨日あたりから開き始めた花に、つい目がいってしまいます。紫花を追うように白花が開花するのは週末くらいかな。

ゴールデンウィークも休まず営業です。イベント「パサール・クマンマン」のため、5月4日から7日は、出荷業務のみ お休みをいただきます。
今年もパサール・クマンマンは世界各地から美味しいもの、素敵な手仕事品を集めて賑やかに開催です。あひろ屋からは季節の柄の手ぬぐいほか、バリ島植物染め、はぎれセット、そして当店手ぬぐい生地を使ったベビーエプロン、帽子も並びます。



今月は、イベントが続いておりました。
一昨日は、稲城長沼駅の高架下でひらかれました「くらすクラス 1st Anniversary」に出店。
住まう地域を大切に思う方々との出会いで、改めて この多摩エリアに興味を持ったり、お声がけいただけたことに感謝しております。マルシェ、ライブ、オーケストラの生演奏、路上らくがき大会などなど…賑やかで、楽しいイベントでしたね。
いつもネットショップでお買い物くださっていたお客様とお目にかかったり、貴重なお話を伺うことができたり、出店されている方と地元情報で盛り上がったり、と楽しかったです。ご来場をありがとうございました。





そして、先週までは、名古屋タカシマヤさんでの「ひと手間のある暮らし展」でした。
会期中は休業したり、ご迷惑をおかけいたしました。私も設営から2日目までは名古屋へ。今回も素敵なモノ作りをされている方々やメーカーさんが出展されていて、再会したり、お話を伺ったり…と刺激をいただきました。また、昨年の出展時にお買い上げくださった方や、友人、知り合いも立ち寄ってくださり、ありがたかったです。







 …タカシマヤさんの初日に友人の訃報が届き、動揺しつつも、なんとか乗り切ることができました。ホテルに戻ってから泣き続けているうちに、朝に。そのまま2日目の売り場に立ちましたが、仕事があって、よかったです。そんな状態でも、手ぬぐいの説明をしたり、談笑することができました。(顔はむくんでいましたが。友人からは後日 『フワッとしてたよ』 と言われました。すみません…。)

家に戻ってきてからも、そして今も、思い出しては泣いて、彼女が縫ってくれた作品を眺め、たわいない会話を思い出しています。一緒に行きたかった場所、会いに行くはずだったひと、準備していたイベント(新潟で、”すててこ展2” を一緒にひらくはずでした)、叶わなかったことばかり。突然、遠い所へ行ってしまったようで、でも今までよりも近くに感じていて、これからは心の中で一緒に生きていくのだな…と思いました。


大切なその友人というのは、服飾デザイナーのイカラシチエ子さんです。
二年前の今頃は、イベント「パサール・クマンマン」の準備をともに頑張っていました。楽しかったなぁ。仕事のことになると真剣で真面目で、やや頑固なチエ子さんでしたが、いつも周りを気遣い、優しくて、笑っていて、たくさんの夢を抱えていて、まっすぐに生きている美しいひとでした。
…  チエ子さん、また一緒に、いろいろやろうね。





3/23/2017

16年ぶりに「鉄瓶」柄の版下を修正しました。

東京は桜の開花宣言もあり、いよいよ春本番。
春だからでしょうか、年度末ということもあるのでしょうか、少し慌ただしく、様々なことが動いています。


お客様からの嬉しいお便りを拝読しながら、この仕事を続けてくることができて本当によかった…ありがたい、と思えた朝。
あひろ屋はいつも恵まれてきたのだと思います。お客様はちゃんと見てくださっているし、応援と期待をこめて、ご注文をくださっていること。その思いに応えられるメーカーであり続けること、が大切なのだと気を引き締めました。


先日、「鉄瓶」手ぬぐいの型紙が破れてしまったと連絡があり、いつもであれば、そのまま型彫りをお願いしてしまうのですが、今回は修正のために少し時間をいただきました。
型紙から型紙へ写していく方法で更新されるため、それを何度も、十数年続けているうちに、角が取れ、角度がつき、少しずつオリジナルと離れていることが気になっていました。

当初の版下をただ写すのではなく、バランス、角度、ツルや撮(つまみ)の形などを改めて考え、少し変えてみました。パッと見た感じではわからないような、微妙な修正です。
沢山の鉄瓶の写真を眺め、工房見学をさせていただいた時のことを思い出しながら、久しぶりに多くの鉄瓶をスケッチ、手に鉄瓶のラインを覚えさせるような気持ちで描いていました。(版下を更新していく作業を、今回は写真に取りつつ Instagram に都度載せておりました。窓に昔の版下を貼り付けて、その上に紙を貼って、写し取る作業など!今時、こんなアナログな方法でやっているのか、と笑われていると思いますが、何かの、どなたかの お役にたてば嬉しいです。)








16年ぶりに新しくなる「鉄瓶」のデザイン。それで染めたものを はやく見てみたいな、と楽しみにしているところです。



3/10/2017

新作手ぬぐい「蒲公英」を発売いたしました

新しいホームページはできあがらないまま、3月に。
春から夏にかけてのイベント準備が加速しているところですが、先週は新作の手ぬぐい
「蒲公英」を発売し、今週はずっと畳んだり、出荷したりの日々でした。早々に、ご注文をありがとうございます。

世界には数百種、日本では20種ほどのタンポポが見られるそうです。今は失われてしまった「変わり咲きタンポポ」は昭和初期頃まで200種ほどが継承されていたとか。どんな変わった花を咲かせていたのだろうと想像しつつ、様々なタンポポ図譜を眺め、描いた柄です。少しのどかな、かわいらしい手ぬぐいになりました。








…先日、地元のハーフマラソン大会に参加しました。
昨年は体調がイマイチで、走ることは休んでいました。最近は調子がよくなってきたので、試しに走ってみることに。長距離レースはこれが最後かしら、と悲観的になっていたのですが…。前回参加(2015年)した時より19分も早く完走することができました。
(おまけに、従姉妹にバッタリ会いました。)諦めずに、走ってみてよかった。


ご近所ではコブシの花が開き始めました。いよいよ春です。
そして明日は3.11。たくさんのことを思い出し、考えています。

1/10/2017

今年も、よろしくお願いいたします。


新しい年が始まりました。今年もよろしくお願いいたします。





12月の暖かさに促され、盆栽の白梅が開きました!
開花日:2015年1月19日、2016年1月20日、2017年1月3日…こんなに早い開花は初めてでした。清々しい香りが漂います。


年初はいつも、今年はどんな年になるのかな、どんな年にしたいのかな、と期待したり、自分に問いかけたりしてしまいます。春には16周年、17年目に入ります。
気が付けば、ずいぶんと長い時間、手ぬぐいと向き合ってきました。初心にかえって、というより、やはり基本的なこととして、在庫を増やしたり、時々新しい柄を発表したり、イベントで外へ出てみたり、ネットショップとしての使いやすさの見直し、お店の皆さまが販売しやすくなるような工夫など、足元の部分からしっかりと、おこなっていきたいと思いました。


仕事と暮らしのバランス、仕事の内容も多岐にわたるので、その作業バランスや方向性について、今までのような感覚中心ではない、もう少し客観的な視点で進めていかないといけないかも、ということを少し前から感じていました。
今年は あひろ屋が(私が?)ステップアップしていけるように、あちらこちらを鍛えていきたいと思います。





「牡丹」柄は、デザインを少し修正し、花の数も増やし、染めに入るところです。
長年、愛されてきた柄だからでしょうか、リデザインの話をSNSに書いたところ、お問い合わせがいろいろと寄せられました。私としても、染め上がりを見てみないと何とも…、もう少々お待ちくださいませ。


昨日、荻窪の本屋Titleさんで、店主の辻山さんとnakabanさんのトークイベントがひらかれました。本日はTitleさん一周年で、その記念イベントがnakabanさんの展覧会。辻山さんが選ぶ12冊の本と言葉から、nakabanさんが自由な(!)解釈で描いた絵が飾られていました。
本を愛する辻山さんが語る、色彩や絵の持つ広がりと繋がりのお話。絵を愛するnakabanさんが語る、言葉や本の持つ力や可能性…。ご自身の、そしてお互いの仕事への思いと愛情が伝わってくる お二人のやり取りにたくさんの刺激をいただいて、家に戻ってきました。

nakabanさんはかなり前からファンで、ポスターやカードなどを飾って楽しんでいました。
昨年の望雲さんの個展の時、手ぬぐいと一緒にお店の方が飾ってくださっていた小さな絵。nakabanさんの「眠る魚」という作品ですが、こんなふうに共演できて、本当に嬉しかったです。この日は「しゃぼん玉」柄でしたが、翌日は「凪」柄が横に置かれていました。水にまつわる文様と、魚の絵。いい雰囲気でした。(…この絵はいま、我が家に!)

昨夜は、ご本人にようやくお目にかかれて、お話することもできて、胸がいっぱい。
それぞれの本の世界へ いざなってくれる美しい作品は、Titleさんの二階ギャラリーにて
2月6日までご覧いただけます。

nakaban × Title exhibition「 ことばの生まれる景色 I 」
1月10日~2月6日 11時~21時 (水曜・第三火曜日休み)

↓ 2016年6月 望雲さんの展示風景より。



 

12/17/2016

パリでKumangmangさんの展示会。稲城の「いな暮らし」さん。

風邪で久しぶりに寝込んでしまい、一週間ほどお休みをいただいておりました。

出荷がまだ遅れ気味で、ご迷惑をおかけしております。気が付けば今年もあと二週間 … 。年内にやるべきことがたまったままですが、健康管理には気をつけて なるべく早く進めなくては、と思っております。


当店もお世話になっているKumangmangさんが、昨日からフランスのパリで展示会をされています。(バリ島ウブドに本店があり、日本でも定期的にイベントを開催。あひろ屋も何度かご一緒いたしました。)
展示会では、インドネシアや台湾の手工芸品、日本の骨董ほか、こだわりの布とデザインでファンの多いオリジナルの日常服。当店手ぬぐいをつかったベビー服や、手ぬぐいも並んでおります。パリにお住まいの方、旅行中の皆さま、ぜひお立ち寄りくださいませ。

イベント名:”Marché de Noël Asiatique 2016”
会期:2016.11.16 - 11.18
会場のギャラリー:Espace MA
住所:120, avenue Gambetta, 75020 Paris


今週より、東京都稲城市の「いな暮らし」さんでのお取り扱いが始まりました。
”食べること、話すこと、つくること” をテーマに、それらを皆でできる場として、また稲城の暮らしにまつわるよいものを紹介していく、というお店です。多摩エリアのお店にご縁ができることは、少し地域に根差せたような、嬉しさがあります。


… 友人の農園は、姫路で無肥料、無農薬で野菜を育てています。病後の日々、この美味しい野菜たちに助けられてきました。やはり、健康が一番ですね。





11/30/2016

「植物染め」手ぬぐいのはぎれセット

今月も今日で終わり。気温が高かったり、急に雪が積もったり、不思議な天候に少し体調を崩していますが、あと一ヶ月、そして来季に向けて頑張らないといけないところ。


…先週の雪景色は、11月なのに!と驚きつつも、美しい眺めでした。窓からの写真。



 

おかげさまで、新作「冬苺」と、「宿木」の新色が人気で嬉しいです。
思い入れのあるモチーフをかたちにして、それをご覧いただけること…、幸せな仕事をさせてもらっているなぁ、と感じます。


そして、先日発売の「植物染め」手ぬぐいのはぎれセット。私が染めたものや、バリ島ウブドで染めていただいたものなど、さまざまな色合いの植物染めをセットにし、それぞれ染材の植物名をシールで貼りました。受け取られたお客様からはたくさんのメッセージをいただきました。励みにして、また染めに挑んでいきたいです。



 


そして、大変お待たせしてしまいましたが、和紙のラッピングが復活いたしました。
箱の方は少しお休みですが、通常の包みは今までと変わりなく、手漉きの和紙でお包みいたします。これからの季節の贈り物に、手ぬぐいはいかがでしょうか。



 

今年も、浅見真州さんの公演のお手伝い。(11月5日 国立能楽堂)
お能というのは本当に奥深く、興味が尽きません。これからも、多くの舞台を拝見してみたいです。



 

10/30/2016

新作手ぬぐい「冬苺」と、「宿木」の新色を発売。

秋も深まり、寒さに弱い植物たちを少しずつ部屋に入れる季節。
パッションフルーツは初めて実をつけましたが、室内に取り込むべきなのか、それで熟すのか、気になるところです。(このまま、外で様子をみることに …)






今月は、町田の「くらしのmoto市」に参加したり、新色や新作の発売など、いろいろありました。日々のことはFacebookページや、Instagramに載せているのですが、サービスを利用されていない方には、ちょっと見づらくなっていることに気がつきました。
お知らせなどは、こちらのページで定期的に発信する方法にまた戻した方がいいのかも、
と思いました。SNSに頼ってばかりは、ダメですね。





先週、発売になりました 手ぬぐい「冬苺」です。
以前、お庭があった時に、隅の方に一本だけ植えていました。ある日、陽ざしを浴びてキラッと光る赤い実に気が付きました。小さいけれど、本当にきれいな実で、増えてくれたらいいなぁ、と思っていたのに、枯れてしまい、そのことがずっと心に残っていました。
うちの冬苺は、マルバフユイチゴでした。赤い実の美しさ、かわいらしさ、葉の丸み…
それらを思い出しながら描いたものです。心に残り続けたものが、こうして柄になっていきます。




人気の「宿木」柄にも、新色が加わりました。
薄茶の地色に、紫色で柄を染めましたが、紫、というより、茶色に見えます。でも、このちょっとした違いは、パッと見たところでわからないのですが、落ち着いた印象になったと感じています。
先月、「茜や」さんがフィンランドで展示会をひらかれましたが、この「宿木」柄も飾ってくださったそうです。日本よりも宿木が人気な国で、ご覧いただけたことが嬉しいです。


12月にはパリで、Kumangmang Paris さんがイベントで当店手ぬぐいをご紹介くださるそう。手ぬぐいたちは、良い出会いに恵まれて、身軽に、海を渡っていくのが羨ましいです。


 
サントリー美術館の「鈴木其一 展」。展示内容も、展示方法も、すてきでした。
じっくりと 時間をかけて拝見することができ、その間は何度も、心をつかまれてしまいました。このあと、姫路市立美術館、細見美術館へ巡回するそうです。

ブログを「note」へ少しずつ移行しております

 昨年より少しずつ「note」へ移行しているのですが、2003年7月分からなので膨大です。写真も一旦保存してから貼り付けているので全然進まず。でも、いつか移行を完了しようと思います。  過去のお知らせは削除、またはSNSのみ、というお店もありますが、私にとっては記録の一つなので、...