9/29/2006

カブトエビ

秋は出展、出品が続くため、心の中では焦りと緊張が続いております。アイディアが浮かんでいるのに、デザインとして完成しない柄を抱えているということもあり、さらに悶々。そんな状況の中、10月はお休みをいただくことにしていて、その為にかけこみオーダーの嵐がやってきております。ここは踏ん張らないといけません。


子供の頃から、時間が足りない気がして仕方なく、大人になったら余裕ができるのかしら、と思っていたけれど、そんなことはありませんでした。ますます足りていないような。そこで、ちょっと考え方を変えてみたり、できるところから改善していくよう心がけております。



手ぬぐいとは関係ありませんが、先月から育てていたカブトエビが、ついに天国へ旅立ってしまい淋しいです。孵化させるところから育てていたので、その成長が楽しみで、毎日水槽に見入っていました。脱皮して大きくなったり、餌を大事そうにモグモグ食べる姿、卵を産んだり、ケンカしたり、全てが興味深かったです。1ヵ月半で一生を終えてしまう生き物なので、あっという間の出来事でした。からっぽになった水槽を見ると、なんだか夢を見ていたようです。

「箸格子(朽葉色)」は色合いが変わりました

   以前の「箸格子(朽葉色)」は濃度が薄かったようで、染めムラになりやすいのが悩みでした。このたび、色合いを見直し、本日より販売しております。 新しくなった朽葉色は少し濃く、緑色がかった落ち着いた色です。  "くちばいろ" は平安時代中期からある伝統的な色名...