1/07/2011

あけましておめでとうございます

遅ればせながら、あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願い致します。


皆様はどんな年末年始をお過ごしでしたか。
私は28日頃からお節料理の準備を始め、離れて暮らす家族たちの分など
3セットを作り、燃え尽きました。元旦からはお届けがてら家族たちとのんびり。華やかさも、珍しさもないけれど、こういう過ごし方ができることの有難さをおもいました。


さて、今年の5月には10周年を迎える「あひろ屋」。どんな一年になるのだろう、と楽しみです。
私だけではなくて、多くの方からこの節目の年についてのメッセージをいただき、
今は一人ぼっちではないんだな、と思いました。
10年前の今頃は手ぬぐい屋をネットショップとして立ち上げよう、と動き出していました。一人黙々と、ただ「鉄瓶」柄のことを考えていました。まだ版下すら描いていないのに、染めてもいないのに、あの不思議なやる気がいまでもよくわかりません。でも、何かが生まれるときというのは、そういうよくわからないものが漲っていたりするのでしょう。”好き”という思いが、出逢いを引き寄せたり、仕事の方向性を示してくれると感じています。あれから10年、早いような、そうでもないような。

開店して一年にもならない頃に取材を受けた際、10年後には100柄!と豪語していたことを
思い出します。今、何柄あるのかと数えてみたら、32柄。限定品だった「縞」を入れてもまだ33柄。とても100柄には及びませんが、生きているうちに100柄は出せるといいな、と思っております。(でも、数は特に意識しなくてもいいようなものかも。生み出されることの、一つ一つの柄の存在の意味が、大きいような気がしています。)

明日から汐留ミュージアムで始まります『 建築家 白井晟一 精神と空間展 』。私もとても楽しみな展覧会です。3月27日までの会期中、ミュージアムショップ内に当店の手ぬぐいと風呂敷が一部並びます。お出かけの際は、ぜひのぞいてみてください。

今年もコツコツ、そして新しいことにも少しずつ挑戦していきたいです。
よろしくおつきあいくださいませ。

はぎれセットや年末年始の営業のお知らせ

今朝は初雪が舞った東京。今年も年末が近づいてきました。 お歳暮やお年賀として、手ぬぐいをお選びいただけることを嬉しく思います。昔から、ご挨拶時のひと品として手ぬぐいは使われてきました。 今年はすでに南天、紐結び、笠松などのお正月に人気な柄は欠品してしまいましたが、「摘草」や「梅霞...