来週から始まるイベントに向け準備に追われていましたが、ようやく出荷。
緊急事態宣言が延長されたこともあり、どうぞどうぞ!という雰囲気でもないのですが、お店は感染拡大防止のために様々な準備をされています。私も会期中、ちょっとお店番ができたらなぁ、と思っております。
「おいしい道具展」3/17 - 3/28 (初日16時までは事前予約制)
侘助が咲いたり、露草が芽を出したり、ベランダも春めいてきました。
世の中は大きく変化していますが、植物たちの季節ごとの姿や存在に癒されます。とはいえ、気候変動は小さな動植物には影響が大きいので、かなり心配です。
3.11 から10年。様々なメディアから流れてくる情報やあの日の映像に触れていて、心身が当時とそれからの日々を思い出し、苦しくなりました。震災や原発事故だけでなく、多くのことが失われ、分断し、元には戻りませんでした。このコロナ禍、じつはまた同じようなことが起きているとも感じています。世界は多層で複雑でわかることや知っていることなどはほんの一部。
もちろん、よりよくなったことや、前に進めたこともあるけれど…、思考を止めずに、ゆがまずに現状を見て、これからをしっかりと考えていきたいものです。
(電力会社を自然エネルギーのみの会社に変えたり、日々の買い物を見直したり。もっともらしくみえることや発言を疑うことなど…、できるところから少しずつ。)
美術館のテーマは、”絵とことば”。 すてきな展示でした。「がまくんとかえるくん」など、好きな絵本の原画を間近に見ることができ、当時の印刷技術や編集者さんとのやり取りなどを知ることができ、感激しました。(改めて読み返し、がまくんとかえるくんの友情にしみじみとしました。)
今年も味噌を仕込みました。来月は麦味噌に挑戦です。
イベントも続き、繁忙期に入っていきますが、季節ごとの暮らしの仕事も大切。
お味噌も藍甕も(ぬか床も)、微生物たちの働きのおかげです。