11/18/2004

「簾」柄をようやく発売…。

新作を、なんとか発売することができました…やれやれ、という思い。
今は続々とご注文をいただいておりまして嬉しい限りです。


トラブルで型紙から作り直すことになり、発売の時期に対して柄が季節外れになってしまったことをかなり気にしていたのですが、少し安心しました。

皆様からの励ましや、近況報告、面白いコメントに笑ったり、涙ぐんだりしていました。本当にいつもありがとうございます。疲れが吹き飛びます。
新しく加わった手ぬぐい「簾」柄を今後ともよろしくお願い致します!

9/17/2004

ポンピン堂さんとのコラボ手ぬぐい藍染の「海月」

昨日、ポンピン堂さんとのコラボレーション「藍染(海月)」手ぬぐいを発売致しました。色合いが濃いもの、薄いもの、と2色を作っていただきましたが、水色の方は驚異的な速さで売り切れてしまい、驚きつつもよかった!という思いです。
濃い方も好評ですので、こちらも時間の問題。本当にありがとうございます!

早速、お問い合わせがありました。『もう これっきりなんですか?!』。
以前のシマシマ手ぬぐいのように、これが最初で最後だったらどうしよう、という心配を
お持ちの方も多いと思います。ポンピン堂さんとは「好評だったら またやりましょう」と
話していましたので、また販売できるかな、と思います。

全て手作業で手間も時間もかかり、彼らの仕事の流れもありますので、発売時期などは、まだ未定です。
でも、今回逃してしまった方も(ガッカリしないで)気長に待っていてくださいね。

「藍染(海月)」は天然藍を使用している為、お使い始めの時から、いくつか注意していただきたいことがありますが、説明書を添付しておりますのでご安心くださいませ。いい状態で、快適に使っていただきたいので、ご使用の前には ぜひお読みください。
使っていくうちに色も自然と褪せてはいきますが、それも使い込んだ証のようで嬉しいものです。
 
ポンピン堂さんの藍染Tシャツをこの夏も愛用していましたが、着やすく、何より和柄(古い型紙を使用)の素晴らしさに友人知人から好評です。

9/04/2004

型紙から、作り直しに。

最近、『新作はいつ発売ですか?』というお問い合わせを多くいただいております。
今月中旬には染め上がる予定と聞いておりますが、当店の連休もあり、発売時期を検討中です。月末頃になってしまうかもしれません。

…(追記)トラブルがあり、型紙から作り直すことになりました。そのため、大幅に発売が遅れます。申し訳ございません。

新作以外にも、コラボレート企画などがありまして、これは近いうちにご報告いたします。

発送準備中の手ぬぐい。
これから、全国各地へ旅立っていきます。皆様のお役にたてますように!





7/10/2004

新作発売と、イベントと。

先月は、新作の発売(同時期に写真展を開催)、クラフトマーケットに出店、と続き、慌しく過ぎていきました。気がつけば、もう7月も半ばになろうとしているのですね。
本日はそのご報告です。
 
まず、新作手ぬぐいの「牡丹」。予想を超える反響でした。今回は沢山発注し備えていたものの、あっという間に品切れになってしまい、今もお待ちいただいているお客様が大勢いらっしゃいます。色合いが涼しげなので、この季節によかったのでしょうか。
しかし、あの色は染めムラになりやすく、ハネた手ぬぐいも多かったのです。多少の染めムラはお許しください。

下の写真は色見本を作っていた時(4月)のもの。どの色にしようかと悩んでいました。

生地の裏に伸子(両端に針の付いた竹ヒゴのようなもの)を張り、ピン!とさせて塗って行きます。(これは裏側からの写真 ↓)




これは表側です。微妙に違う色合いを何色もつくりました。↓



その新作発売と重なるように開催していた(個人的な)写真展。
お運びいただいた皆様、本当にありがとうございました!このサイトの告知を見て
駆けつけてくださった方、貴重なご感想をいただけましたことを感謝しております。
しかし、会期後半はさすがに発送作業が忙しくなり、ギャラリーに居られなかった日もあり、ご迷惑をおかけしました。






6月27日は、東京・阿佐ヶ谷の細田工務店リボン館での「クラフトフリーマーケット」。

様々なジャンルの手作り品がズラリと並び、大勢のお客様が途切れることなく、楽しい雰囲気のイベントでした。(手伝ってくれた友人や、応援に駆けつけてくれた方々、サポートしてくださった細田工務店の皆様、ありがとうございました。)




以前、手ぬぐいを買ってくださったお客様にもお目にかかれることができて嬉しかったです。ネットショップでは、こうした機会がとても貴重で、勉強になりました。何より励みになったのは、並んでいる手ぬぐいを選ばれている時のお客様の笑顔。手ぬぐい屋をやっていてヨカッタ!と思えるひとときでした。

 
いよいよ夏本番。暑くなってきましたので、ぜひ手ぬぐいを活用してくださいね。

6/07/2004

新宿で写真展をひらきます

本日は、手ぬぐいとは関係のないお知らせで失礼いたします。
6/11(金)から6/20(日)まで、写真展をひらくことになりました。
場所は東京・新宿の小さなギャラリーですが、以下の日の午後3時から7時くらいまでは会場におります。お近くにいらした際はぜひお立ち寄りくださいませ。
写真はもちろん、手ぬぐいや当店についてのご質問など、会って話がしたい!という方も、お待ちしております。


[ 27 Photographers 29 Exhibitions ]
私の写真展タイトルと会期「雨告鳥(あめつげどり)」、6/11(金)~6/20(日)

場所:Contemporary Photo Gallery
東京都新宿区新宿 5-11-29 幸ビル205(南原企画)

5/28/2004

手ぬぐいを作り、お手にとっていただけるまで

『手ぬぐいを どう使おうかと、あれこれ考える楽しい時間が持てました。』
というお便りをお客様からいただきました。作り手としてはとても嬉しいメッセージ。
手ぬぐいを生み出すまでの時間と、生み出してからの時間を、ふと想います。

柄を思いつくことは、ある日突然、ということが多く、そこから絵を描く作業が始まり、版下にします。それを一度コピーし(あの大きさの紙をコピーできるお店が近くにはないので大変) 色見本をつくり、染め屋さんに渡します。そして、その版下で染められるのか、色合いについてなどを確認して、染めの作業が始まります。


ここから先は染め屋さんにお願いするしかないので、私はただ待つだけ。
1ヶ月ほどで、染め上がってきたものを一枚一枚検品し、場合によってはアイロンをかけ、畳み、出荷。
このようにして、お客様のお手元に届けられる手ぬぐいです。

お手にされた方は、何に使おうかな、誰にあげようかなと考えて、ある日、手ぬぐいは何かに使われる …。その時、初めて手ぬぐいは命を貰うのかもしれないな、と。思い描いたデザインを版下におこすところから始まった工程が、そこで完了するのかもしれません。
(うみだすまで、と、うみだしてから、時間はこうして繋がっているのですね)
 今日も、どこかで、当店の手ぬぐいが使われていることを、”命”を与えられていることを、作り手としてシアワセに思っています。どうもありがとうございます。

5/11/2004

「風知草」手ぬぐいに新色が加わりました

ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか?
一週間もお休みをいただきまして、戻ってすぐに「縞」と「風知草」の新色発売と続き、慌ただしくしておりました。遅れてしまったお知らせをいくつか。


「風知草」柄に、新しい色が加わりました。青味のある深緑色です。
これからの季節、風を招く小物として、涼やかさの演出にいかがでしょう。
「縞」柄の第2弾は ”黒葡萄”。おかしな色名ですが、前回の”紺茶”に引き続き、色がわかるように、とつけたものです。黒と灰色、そして葡萄酒色の縞柄は、前回のものとデザイン的には同じですが、ガラリと雰囲気の違う染め上がりです。
今回も、枚数限定の発売ですが、この縞シリーズは今回でひとまず終了です。

染め方法の変更につきまして。
このお知らせのページでも、”手捺染”の手ぬぐいの連続供給の難しさをお伝えしてまいりましたが、いつまでも欠品にするわけにもいかず、可能なものから染めの方法を ”注染” に切り替えております。

あひろ屋の小さな過渡期は今。与えられた多くの課題は、当店の成長の証のようにも思えて、一つ一つを丁寧に向き合っていきたいです。 
支えてきてくださった皆様のおかげで、ここまできました。(もうすぐ3周年です!)今日は次回の新作の版下を描き上げました。6月上旬頃に発売の予定です。



「忠別川」手ぬぐい - 東カワウソ様 ご依頼品

 【 デザインを担当しました -「忠別川」手ぬぐい 】  写真家の萬田康文さんが、2024年夏至の日に開いたパスタ食堂「東カワウソ」さん。北海道の東川町にあります。 オリジナル手ぬぐいのご相談をいただき、テーマは「川」ということでしたので、いつも釣りをされている忠別川のことをお聞...