2/07/2016

新作の手ぬぐい「斑雪(はだれ)」を発売いたしました

今年も、盆栽の雲竜椿が咲き始めました。昨年の秋、初めてタネをつけたので、濡らしたキッチンペーパーに包み、暗い場所で保管。発芽していたので、根の先端を切り、植木鉢に移植。(ただ鉢に蒔いただけのタネも発芽していました。)親子揃って、春を迎えた雲竜椿。二世の花を見てみたいけれど、何年後になるのかしら。





数日前、新作の手ぬぐい「斑雪(はだれ)」を発売いたしました。
雪解けの頃の眺め、を柄にしてみました。手ぬぐいは立春の日に届き、タイミングがいいなぁ、と箱を開けたのですが … ギョ!!部分的なボカシ染めに、釘付けになってしまいました。
私の指示がうまく伝わっていなかったようなのです。でも、これは手間のかかる染めなので、職人さんは悩みつつ、挑んでくださったんだと、ありがたく、そして自分の指示の仕方に反省。
生地のミミからミミへのボカシ染めは依頼どおりで、滑らかな、美しいグラデーションでした。そして、色合いが絶妙。色見本よりも、いい色なのでは、と思いました。まだ肌寒い春の訪れの雰囲気が、あらわれているように感じます。






注染の魅力と難しさ。
一発勝負なだけに、染めてみないとわからない部分はありますが、最低限わかりやすい指示であったり、信頼の上での「お任せ」が必要、とわかってはいるのですが。いろいろな仕上がりからまた学んだり、次に活かせそうな気がしました。修行は続きます。

 




会期終了直前に、ようやく出かけることができました。
「水 - 神秘のかたち」展 サントリー美術館(2/7終了)
水にまつわる文様にも惹かれましたが、展示品の背景や説明を読むうちに、かつて歩いた土地のこと、旅先で感じたことなどを思い出し、またそういう時間を持ちたいものだなぁ、としみじみ思いました。水とともにある信仰 … 興味深いです。

 

1/31/2016

新「眠る鳥」発売です。染め方法を変更いたしました。鳥1羽増員。

長い間、販売を休んでおりました、手ぬぐい「眠る鳥」が新しくなりました。

以前の眠る鳥。↓




新しくなった眠る鳥。↓





以前は白抜きの染めでしたが、反物の折り目で染めムラができてしまい、一定の枚数の手ぬぐいをハネていました。作ることで、販売できない手ぬぐいが発生する矛盾。それなので、一旦作るのをやめて、考えていました。
方法はいくつかありましたが、選んだのは、クレヤという地染めと、その上から柄を注染で染めるというものでした。それにより、折り目の染めムラでハネる手ぬぐいはなくなり、柄は今までより線を細く表現することができるように。(でも、目の部分をこれ以上小さくすると、型から落ちてしまう可能性あり。ギリギリの大きさです。)そして、生地を当初の”特岡”に戻しました。この際、鳥も1羽増やしました!



染めてみないとわからないことは多く、うまくいくこともあれば、悩みが生じることも。そういうことを繰り返しつつ、思い描いた手ぬぐいが以前よりは作れるようになってきたと思います。けれども、まだまだ知らないことは多く、これからも壁にぶつかり続けるのでしょう。毎回染め上がりにドキドキし、喜んだりガックリしたりしながら、作り続けるような気がします。とにかく、がんばろう。






ニオイバンマツリと白梅で、部屋の中は春らしい香り。
寒い日が続いていますが、少しずつ日脚が伸びていて、もうすぐ立春。来月からはイベントも始まります。体力をつけていかなくては。

 

1/17/2016

手拭掛は完売。ご予約承り中です。

十数年使ってきたショッピングカートを、新しくしようと奮闘中。柄数、色数、画像数が 思いのほか多くて 大変でしたが、大変なほどに柄が増えた今を嬉しく思います。開店当初は、たった1柄だったので。来週くらいまでには切り替えつつ、この機会にサイトもシンプルなものに作り変えようかな、と思っています。(うまくいけばいいのですが。)


クリスマスの頃に入荷した「手拭掛」ですが、おかげさまで先週 売り切れてしまいました。どうもありがとうございます。(次回分のご予約を承っております。)
自分が思い描いたものを、美しい作品をうみだす方にお願いすることができて、それを求めてくださる方がいらして … しあわせなことだなぁ、と思いました。
これからも、よりよいものに磨き上げていきたいと考えております。お使いの方や仕入れてくださったお店の方、ご感想やご要望などございましたら、お聞かせくださいませ。



藍染の手ぬぐいも、ご注文をありがとうございます。「六花」と「岩燕」柄が完売してしまいましたが、柄はともかく(柄は大切な要素ではあるのですが)壺草苑さんの染めの美しさを実際にご覧いただきたいです。なかなか写真では伝えきれない、深く、かつ澄んだ色合いです。


妙に暖かい冬でしたが、ついに明日は雪マーク。積もるのでしょうか、困るような、見てみたいような。先日のとても冷え込んだ朝、霜がきれいでした。










1/09/2016

壺草苑さんに染めていただいた藍染の手ぬぐいを発売です。

今年もイベントを含め、少しずつ動き出していますが、今日は ようやくお披露目することができました「注染 + 藍染」の手ぬぐいをご紹介いたします。当店手ぬぐいを 「藍染工房 壺草苑」さんに染めていただきました。
 
「注染 + 藍染」の手ぬぐいとしては、琉球藍(Textile COCOONさん)、インド藍(バリ島ウブドの染め屋さん)で染めていただいたものが既に発売中ですが、日本の蓼藍で、それも昔ながらの方法で染めたものに憧れていました。
壺草苑さんのことは、ずいぶん前から存じ上げていたのですが、昨年の夏の終わりに初めて工房へ伺いました。(今は電車で一本の場所なので、わりと近いのです。)

工房長さんとの打ち合わせは緊張しましたが (断られたらどうしよう、とドキドキしていたので)、染めていただけることになり、あの日は本当に嬉しかったです。
淡い色と、濃い色と、2種類を染めていただきました。届いた時、広げるとふわりと藍の匂い。眺めていると、染めの美しさにちょっと泣きそうになりました。





壺草苑さんは、自然界からとれる原料のみを用いた染め方法 ”天然藍灰汁醗酵建て” にて美しい作品を数多く手がけられていらっしゃいます。化学薬品を一切使わず、手間のかかる方法ですが、染めたものも、身につける側も、環境にも優しい染色方法です。



藍染めに使われるもの…すくも(蓼藍を乾燥、発酵させたもの)、木灰、日本酒、ふすま(小麦の外皮)、石灰

手間がかかる分、染め代も高くなってしまいますが、(でも、その工程や日々の労力を思えば決して高いとは言い切れないのですが)、安さを優先したモノ作りではなく、きちんと作られたもの、作り手の思いや技が伝わる本当にいいものをまず作り、丁寧に販売していきたい、という思いがあります。
深みがあり、かつ澄んだ色合い。「壺草苑×あひろ屋 藍染+注染手ぬぐい」ぜひご覧くださいませ。





先日、いただいた手作りの豆餅 …とてもとても美味しかったです!ごちそうさまでした。


1/03/2016

あけまして おめでとうございます

新年あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします





暖かく、穏やかな 今年のお正月。棚卸を終えてから、おせち料理づくり、それを抱えて両親へ挨拶にでかけたり、気がつけばもう3日でした。

2016年は、あひろ屋をはじめてから15年の節目の年。
振り返るといろいろなことがありましたが、あっという間、夢中の日々だったような気もします。皆さまのおかげで、迎えられそうな その記念日は、偶然にもイベントにお誘いいただいていて、今からとても楽しみです。

モノ作りについて、改めて考えることが増えました。作っていただき、それを販売していくこと、使っていただくこと …、全てに責任があり、いつも新たな課題が見つかります。
手ぬぐいや染めが好きで、楽しくて、走り続けてきましたが、これからの5年、10年、
どういう心持ちで進んでいけばいいのか、自身のこれからも重なり、静かに考えています。


 

12/25/2015

「手拭掛」ネットショップでの販売を開始しました。

今夜は満月のクリスマス。38年ぶりのこと、とニュースでききました。立川方面では花火もあがっていて、なかなか華やかな夜です。


さて、今年もあとわずかとなり、振り返りつつ仕事をする日々です。
先週、今年最後の出品イベントが終了しました。今年は元日より出品イベントが始まり、お正月明けには移転などもあり、無事に全てのイベントが終えられた今、心から安堵しています。
お出かけくださった皆さま、お声がけくださったお店やギャラリーの皆さま、会期に合わせて製作してくださった皆さまに、御礼申し上げます。(イベント中は出荷を休むこともありました。待っていてくださったお客さま、サポートしてくれた友人たちにも感謝しています。)







夏以降のイベントで、展示(受注販売)をおこなっておりました、当店オリジナルの手拭掛昨日からウェブショップでも販売しております。早速、ご注文をいただいていて嬉しいです。美しい木工作品を作られている 森想木工舎の田澤祐介さんに製作を依頼しました。在庫のある時はすぐにお送りできるのですが、ない場合は数ヶ月お時間をいただいております。今は全種類在庫がございますので、この機会にぜひ。(卸販売もおこなっております。
 





今月に入ってから「眠る鳥」のリデザイン、そして新作をひとつ描きました。イベントのお誘いもいただき、来年へ向けて仕事ができていることに ただただ感謝。




セキセイインコたちも、いつの間にか中年インコに。病気と向き合いつつ健気に、がんばっています。いつもそばで見守ってくれている大切な家族。長生きしてほしい。

自咬症のため、フェルトのカラーをしています。羽根の色に合わせてあげることもポイント。




 
もう一羽は、遊び疲れてカゴの中まで戻れず…ZZZ




  

12/09/2015

バリ島の植物染め、ロウケツ染めも。

最近は陽が落ちるのがはやいけれど、夕方の空がきれい。ちょうど出荷の時間なので、眺めてばかりもいられないけれど、気になってしまいます。


この秋にバリ島で染めていただいた手ぬぐいを洗いつつ確認をしているのですが、初めてみたココナッツの殻染めには驚きました。茶色と灰青色、どちらもココナッツで染めているのに全然違う色に発色させている染め方法が知りたくてたまりません。(やはりバリ島へ行かなくては …)


手前の茶色は、ココナッツ染め。奥の藍色はインド藍。ロウケツ染めです。モチーフは「生き物」でお願いしたところ、かわいい動物たちを描いてくださいました。



「滝縞(空色)」をココナッツ染めしたもの。



注染の手ぬぐいの上から染めていただいたものは、灰青色。紫がかっています。予想もしていなかった美しい手ぬぐいに出会えて、本当に嬉しかったです。染めてくださっている方、運んでくれた友人の皆に、心から感謝。



季節柄でしょうか、ギャラリーの閉場、お店の移転、休業などのご連絡が多く、そのたびに様々な思いがこみ上げます。次なるステージヘ向かわれているのですね。
あひろ屋も少しずつ変化をしながら15年目、これから先、どんなふうに続けていけるのか
ふと考えてしまいました。



招待券をいただきまして、工芸館へ。圧倒的な陶の作品の数々…。
栗木達介展、13日までです。





ブログを「note」へ少しずつ移行しております

 昨年より少しずつ「note」へ移行しているのですが、2003年7月分からなので膨大です。写真も一旦保存してから貼り付けているので全然進まず。でも、いつか移行を完了しようと思います。  過去のお知らせは削除、またはSNSのみ、というお店もありますが、私にとっては記録の一つなので、...