2/17/2011

いつか、一緒に働いてくれるひとのことを考えた日。

『採用の件』というタイトルのメールをいただきました。募集枠があれば、と職歴やスキルなどが書かれていました。こんな小さな手ぬぐい屋に、お声をかけてくださる方がいるなんて、とありがたかったです。(その方には お役にたてないことを、お返事しました。)

今までも年に何度かは、雇ってほしい、一緒に働きたい、という内容のご連絡をいただいてきましたが全てお断りしてきました。理由はいろいろとあるのですが、今日は改めて、どうして一人でネットショップを10年もやっているのかな、と考えていました。

今までと少し違ったのは、その方へのお返事を書いている時に、40代や50代に自分がなった時に、また誰かと一緒に働きたいと思うかもしれない、と感じたことです。(気持ちとしてではなく、そういう必要性がでてくるような)歳をとりながら、きっと変わっていく。自分のこととはいえ、あまり現在以外のことはハッキリと言えないな、と思いました。



季節的に、扇子についてのお問い合わせが増えてまいりました。今年は3柄作っています。発売時期はまだ未定ですのが、決まり次第サイトにてお知らせいたします。

1/19/2011

手捺染の「六花」は販売終了へ。

白梅の盆栽のそばにいくと、あの清清しい香りが。まだ蕾なのに香ることに驚き、慌てて部屋の中にいれました。すると、室温に刺激され、次々と開花しています。こんなふうに少しずつ、春と目を合わせていけるのは嬉しいこと。




 
さて、『六花(手捺染/青+レンガ色)』は在庫がなくなり次第、販売を終了致します。発売から9年3ヶ月、長い間、ありがとうございました。注染の青一色の方は、引き続き販売です。
一度生み出した柄や色は、ずーっと残していきたい、という思いがある一方、いろいろな理由で販売を終えるものもございます。今後、色変更を予定している柄もございますので、これいいな、と思われた柄や色は、その時にぜひお求めください。

1/14/2011

扇子は2回目のサンプルが到着。いよいよ量産へ。

寒くても、畑作業はいろいろとあります。収穫しながら、藁を敷いたり、土を寄せたり。穴を掘ろうとしたら、土が凍っていてスコップがささりませんでした。こんな地中で蕪や人参、大根は大丈夫なのだろうか、と心配です。


新作の、下書き。こんなことをずっとやっています。とても版下を描く段階ではないので、毎日、描いては、なんか違うな、これはいいなぁ、とやっています。
今年はどんどん出すぞー、と言いましたが、私が時間をかけられるのは、この部分だけなので、じっくり、納得がいくまで やっていこうと思います。一度描いた柄とは、もしかすると一生の付き合いになるので、”この柄は今の私”、とちゃんと言えるようになるまで下描きは続けていきたいです。
 

最近、さぼっていたランニングを再開しました。心身ともに弱ってくるので、また走りたくなりました。何も考えずに走り、この真冬に大汗をかいて、帰宅後はザブーンと湯船に入る。すっきりとします。心が晴れない理由は、体の不調からきていたり、またその逆もあったりして、どちらも大切にしていかないと。



春に発売予定の扇子のサンプル(2回目)が届きました。今季はこの顔ぶれなんだなぁ、と
嬉しく眺めておりました。これから量産へ。できあがりが楽しみです。

1/07/2011

あけましておめでとうございます

遅ればせながら、あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願い致します。


皆様はどんな年末年始をお過ごしでしたか。
私は28日頃からお節料理の準備を始め、離れて暮らす家族たちの分など
3セットを作り、燃え尽きました。元旦からはお届けがてら家族たちとのんびり。華やかさも、珍しさもないけれど、こういう過ごし方ができることの有難さをおもいました。


さて、今年の5月には10周年を迎える「あひろ屋」。どんな一年になるのだろう、と楽しみです。
私だけではなくて、多くの方からこの節目の年についてのメッセージをいただき、
今は一人ぼっちではないんだな、と思いました。
10年前の今頃は手ぬぐい屋をネットショップとして立ち上げよう、と動き出していました。一人黙々と、ただ「鉄瓶」柄のことを考えていました。まだ版下すら描いていないのに、染めてもいないのに、あの不思議なやる気がいまでもよくわかりません。でも、何かが生まれるときというのは、そういうよくわからないものが漲っていたりするのでしょう。”好き”という思いが、出逢いを引き寄せたり、仕事の方向性を示してくれると感じています。あれから10年、早いような、そうでもないような。

開店して一年にもならない頃に取材を受けた際、10年後には100柄!と豪語していたことを
思い出します。今、何柄あるのかと数えてみたら、32柄。限定品だった「縞」を入れてもまだ33柄。とても100柄には及びませんが、生きているうちに100柄は出せるといいな、と思っております。(でも、数は特に意識しなくてもいいようなものかも。生み出されることの、一つ一つの柄の存在の意味が、大きいような気がしています。)

明日から汐留ミュージアムで始まります『 建築家 白井晟一 精神と空間展 』。私もとても楽しみな展覧会です。3月27日までの会期中、ミュージアムショップ内に当店の手ぬぐいと風呂敷が一部並びます。お出かけの際は、ぜひのぞいてみてください。

今年もコツコツ、そして新しいことにも少しずつ挑戦していきたいです。
よろしくおつきあいくださいませ。

12/29/2010

今年も、ありがとうございました。

今年も無事に営業を終えました。本当にありがとうございます。
1月から読み返してみたら、いろいろなことがありました。タイミングを逃して書けなかったことの方が多かったような気もします。お知らせといいつつも、個人的なつぶやきが多いページをご覧くださり感謝しております。

好きな手ぬぐいを作り、それを買ってくださる方がいらして、自分も生きている、ということが、どれだけ恵まれていて幸せなことなのか。しみじみと感じます。

「2011年は10周年です」と年賀状に書きながら、10年も続けさせてくださった皆さまが支えてくれたんだ、と感謝の気持ちを新たにしました。

かけだしの、まだ『鉄瓶』柄一種類しかなかった時代に、ご注文をくださった方々。会社に通いながらの二足のわらじだった私を、励まし続けてくれたお店の方々。これからも、地道に歩んでいきたいと思います。どうかお見守りください。



畑の収穫。「みやま小かぶ」と「大野紅かぶ」。間引きをまじめにやらなかったので、形が不ぞろいですが、味は抜群!浅漬けやお味噌汁に入れて、いただいています。葉も漬物にしていますが、いいお味です。



 
それでは皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。

さて、おせち料理の続きをがんばります!

12/22/2010

暮らしや気持ちに寄り添える手ぬぐいを。

冬至を迎えると、もろもろのことが、底を打ったような気がしてしまいます。一陽来復。
ベランダの水仙はぐんぐんと伸び、侘助が咲き始めました。


さて、先日発売の『天然生活』の中で、赤木智子さんが当店手ぬぐいをご紹介くださっていました。その頁に載っていた写真は、使い込まれて、色も褪せ、くったりとした手ぬぐいたち
でした。もう何年も、大切にお使いくださっていることが一目でわかり、じ~んとしてしまいました。

展示会の時などに、お客様がご愛用の手ぬぐいを見せてくださることがあります。色褪せて、少し汚れていても、愛おしい、とおっしゃっていただくと、なんとも言えない感謝と喜びがこみあげます。暮らしや気持ちに寄り添える手ぬぐいを、これからも作っていきたいです。

 


 
Kageこと、稲蔭一道くんから、いただいたカレンダー。彼の撮った美しい写真と、一年を過ごせるのはいいなぁ。

12/13/2010

10年前の今頃、鉄瓶のいたずら描きから始まったのでした。

畑に行くと、ブロッコリーもカリフラワーも、キャベツも大きくなっていました。あの残暑厳しい頃に植えてしまった苗だったので、長い道のりを水を運んだり、根元に藁を敷いたり。ずっしりとした重みを両手に抱えると、そういった日々が一瞬思い出され、でも私が手をかけたのはほんの少しで、あとは土と太陽と風と雨と、自然が育ててくれたんだなぁ、とありがたい気持ちになりました。
遅れて蒔いたホウレンソウも本葉が出ていて、じっくり育っていきます。葉もの野菜は寒さにあたって、美味しさがひきしまっていくよう。季節とともに、畑での愉しみは廻っていきます。

2010年を少しずつ振り返る日々ですが、今年は、また畑を始めることができた、というのが何よりでした。春、移転したことで庭を失い、これからは淋しいなぁ、と思っていたら、畑に出逢いました。こんなふうに、暮らしでも、仕事でも、流れがあって、ちょうどいいタイミングで出逢っていくことを、実感した一年でもありました。(不思議に、多くの方と再開できた年でした。)



毎月新作を出す!と豪語していたのに、それは叶わず、来年の目標として また掲げます。
いよいよあひろ屋も10周年の年です。と、いうことは、10年前のちょうど今頃、2000年の12月に、私は「鉄瓶」のデザインを思いつきました。その時はちょっとしたイタズラ描きでしたが。
そこから始まって、10年後の今。柄も増え、大勢の方に支えられて、仕事として続けられています。あの頃は、雨漏りのする風呂の壊れたアパートに暮らすOLでした。10年後なんて、想像すらできない状況でしたが、デザインを考えるのが楽しみで、いつもいろいろと描いていました。
ここから先、10年後、20年後のことはわからないけれど、今までのように、出会いや流れを大切に、力を抜いて進んでいけばいいのかな、と。その時々に感じて描いた柄を、手ぬぐいなどカタチにできますように。

ブログを「note」へ少しずつ移行しております

 昨年より少しずつ「note」へ移行しているのですが、2003年7月分からなので膨大です。写真も一旦保存してから貼り付けているので全然進まず。でも、いつか移行を完了しようと思います。  過去のお知らせは削除、またはSNSのみ、というお店もありますが、私にとっては記録の一つなので、...