11/30/2019

加藤キナさんの展示へ。

 昨日は明け方の気温が0.5度。急に寒くなってきました。
銀杏の葉も散り始め、あたりが黄色くなっている場所も。明日からは12月です。




 先日、友人の加藤キナさん(ご夫妻のユニット名)の展示『夜の森』を見に出かけました。(ラ・ロンダジルさんで30日までひらかれています。)
昨年の夏の個展の時に、一緒に展示をしていただいたので覚えていらっしゃる方も多いと思います。
『夜の森』展では、彼らの美しい手仕事と、その世界観がギャラリーいっぱいに広がり、友人として、とても嬉しい眺めでした。

キナさんたちのカバンを日常的に使っていますが、使いやすく、丁寧な作りにいつも感心しています。修理もしてくださるので、長く使うことができます。





 その日の夜は、モノづくりに関わる6名でガレット屋さんへ。美味しくて、楽しくて、いい時間でした。



 26日は今年も「浅見真州の会」で国立能楽堂へ。昨年まではお手伝いをしていたので、のんびりと鑑賞はできなかったのですが、今年は家族や友人たちと満喫できました。舞台に近い席だったこともあり、衣装や細かい動作がよく見えて、改めて素晴らしさを感じました。




 手ぬぐいの「六花」が発売から18年を迎えました。(と、いうことは、「鉄瓶」「南天」も18年…)
2011年に10年ぶりにリデザインし、"一つとして同じ形はない" と言われる雪の結晶なので、全て違う形、種類も増やしました。写真をトレースしたものや、昔の図録の中に見つけた結晶文様、リデザイン前の柄など、様々な雪の結晶を描き出して、その中から選びました。
雪は豊年の兆しとされ、結晶文様は冬も、そして夏の暑い時期にも人気のある柄です。






11/21/2019

「手ぬぐい風呂敷」のこと。*オンラインストアに追加しました





 本日発売分の「手ぬぐい風呂敷」3枚です。どれも、いい色合い、手触りに染まりました。
この商品は、当店手ぬぐいを3枚縫い合わせ、地色は植物染めや柿渋染め、生ミョウバンや木酢酸鉄で媒染したものです。柿渋は今まで4種類使ってきました。(それぞれに特色があります。)

手ぬぐいを染める工程でできてしまった染めムラなど、ほんのちょっとしたことなのに、商品にできなかったものは しまってあります。それらの生地を活用する方法を常に探っていますが、数年前に風呂敷の案に着地。何枚も縫い合わせて、イベント時にテーブルクロスのようにして使っていましたが、風呂敷サイズも作り使ってみると なかなか便利。(生地をなるべく切らずに縫い合わせているので、正方形ではありません。)

生地の染めの難が目立たない方がいいな、と思い、地色を植物染料で染めています。(草木染め、というと様々な薬品を使う場合もありますが、私は台所で染めていることもあり、媒染も含め、危ない薬品類は使っておりません。)
重ねる植物染料の色や回数、媒染剤によって染め上がりの色は違うので、毎回楽しみですが、とにかく時間と手間がかかるので…染められるのは冬の間だけになりそうです。


柿渋で染めたタグが縫い付けてありますが、管理上の通しナンバーですので、糸を切って取り外してからお使いくださいませ。



 先週の、ラ・ロンダジルさんとある作家さんとのお食事会。(7月の個展のお疲れさま会が今頃に。ありがたいことです。夏はお互いに、それどころではなかったということで…。)美味しく、楽しいひと時でした。写真はそのデザート。
来年の個展のテーマと日程も決まりました。ついに15回目の展です。がんばります!

ロンダさんにも「手ぬぐい風呂敷」を納品済みです。実物をご覧になられたい場合はぜひ。






 大行列の東京国立博物館の平成館。「正倉院の世界」展へ行ってまいりました。正倉院宝物と法隆寺献納宝物を一度に拝見できるということで家族と出かけ、まさかの入場前に時間切れで二日後に出直しました。混雑していましたが、内容も素晴らしく、予習のおかげで楽しめました。貴重でありがたい展示だと感じました。1260年も前から、守り伝えてきた人々の思い。きちんと受け止めて、後世に伝わってゆくことを願いました。

…この4ヶ月の間に、京都、奈良、九州、東京の国立博物館へ行くことができました。それぞれに素晴らしい内容と展示、空間でした。(もっと勉強してから再訪しなくては。)







 紅葉も始まり美しい眺めに。四季折々、歩くのが楽しい玉川上水緑道です。

11/04/2019

近況など

 穏やかな天気が続いています。ただ晴れているだけで、満たされた気持ちに。ほんとうに雨や災害が多い秋でした…。今週は東京も最低気温が一桁になるそう。体調には気をつけたい時期です。

盆栽の雲龍椿は大きな実を。中からタネが3つ!


 来年に向けて、少しずつイベントのお話や予定も入り始めました。あっという間の一年、来月はもう師走なのですね…。今年を振り返る余裕もなく、また慌ただしく暮れてゆくような気がしています。

 最近は、繁忙期にできなかった植物染めや、来月のイベント準備をコツコツとおこなっています。手ぬぐいを縫い合わせた「手ぬぐい風呂敷」は、植物染め+柿渋染めでも作っていて、染める楽しさと難しさに日々向き合っています。






 …首里城の火災焼失のニュースは、衝撃的で、悲しかったです。
沖縄の方々のお気持ちを思うと…胸が痛みます。復元、再建されますように。

(22年前のパンフレット。)



10/25/2019

久しぶりの入荷

「牡丹(紫色)」一年半ぶり、
「箸格子(赤)」三年ぶり、
「籠目(梅鼠色)」六年半ぶり…
今回、入荷した手ぬぐいは、どれも久しぶりに染めたものでした。
使える染料が変わったことで、色合いが以前と違うかも…と聞いていましたが、ほとんど変化はありませんでした。職人さんの感覚の確かさを感じました。

 柄が毎年増えていることもあり、染めてゆく間隔は少しずつ長期になっております。次に染めるのは何年後になるのでしょう…。在庫のあるこの機会に、よろしくお願いいたします。




 注染手ぬぐいは化学染料で職人さんに染めていただいておりますが…、自分でも手を動かし、染める作業(植物染め)は楽しいもので、少量しか染められないものの、地味に続けています。
商品としての植物染めの作業の終わりに、染液や媒染液が余っている時は身近なものを染めてみます。色落ち、変色、素材によっての違いを確認したいというのもありますが、染め替えて着てみたい服も。




 先週は、デザイナーの川上元美さんと家具モデラーの宮本茂紀さんの対談を聞き、宮本さんの展示も拝見。とてもいい時間でした。
同じ銀座でひらかれている「工芸批評」展へも。(友人たちの作品も並んでいました。)"作ること" や "デザインすること" を改めて考えたり学んでいる途中なので、どのお話も、展示も、勉強になりました。








10/13/2019

台風19号

 このたびの台風被害に遭われました皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
少しでも早い回復を お祈りいたします。
(時間差で河川の氾濫の危険もあるそうです。引き続き お気をつけくださいませ。)


 ご心配いただき、連絡をくださった皆さま、ありがとうございました。心強く、ありがたく思いました。とりあえずは無事でしたが、いつまた このような災害が襲うかもしれず、気を引き締めました。


 出荷は15日(火)より再開いたします。エリアにより、配達の遅延なども考えられます。どうぞ ご了承くださいませ。

台風一過の朝。ベランダの壁際で暴風雨を乗り越えた植物たち。

10/08/2019

10月ですね

 10月に入っても30度近い日が続いたり、大型の台風がまた直撃するような予報が出ていたり。いろいろと心配になります。(今回の台風も怖いです…気をつけなくては。)



 今年の個展は全て終わり、次は12月中旬のクマンマンまで イベントはお休みです。
少しずつ、来年の予定が決まったり、新しいお仕事のご依頼をいただいたり。来年以降が見えてくると、また やる気も湧いてきます。


刈安で染めているところ。


 まとまった時間が取れるようになったので、また植物染めを始めました。手ぬぐいを縫い合わせた「手ぬぐい風呂敷」を染めたものを時々販売していますが、秋冬の間に、なるべく染めておこうと思います。染める作業は楽しいですが、とにかく手間と時間がかかるので、繁忙期には なかなか…。染めは奥深く、毎回 気づいたことをノートに書き留めていますが、よくわからないこと、失敗も多々。もっと染めたり、勉強したいと思います。


友人のおうちのヤギさん。


9/29/2019

「あひろ屋の仕事展」は終了いたしました。



 福岡の望雲さんでひらかれていました「手ぬぐい あひろ屋の仕事展」は、終了いたしました。お越しいただいたり、お気にかけていただいた皆様に感謝いたします。


初日からの2日間は私もお店に立ちましたが、暑い日が続いて驚きました。そのあとは台風が接近し、臨時休業などもありました。その中で、大勢の方にご覧いただけたことを、とても嬉しく ありがたく思っております。


 今回のテーマは ”仕事展” ということで、手ぬぐいだけでなく、手ぬぐいになるまでのスケッチや下絵、版下、色見本、そして染めの工程で使用する型紙やヘラなども展示いたしました。今どきにしてはアナログな方法で作られていることに、驚かれたかもしれません。(注染の手ぬぐいは、様々な工程があり、分業であり、大勢の手によって作られています。) 


世の中や、人々の意識、技術はものすごい速さで進んでいますね。注染という染めも、手ぬぐいも、そして私自身も、これからどのように進んでゆくのか、変わってゆくのかわかりませんが…、振り返ったり、今を見つめたりしつつも、挑み続けていければと思いました。


 望雲さんは、3年に一度のペースで展示をしてくださっていて、今回で4回目でした。初回時から欠かさず来てくださる方、オンラインストアでお買い物をしてくださっていた方、友人たち、お世話になっている方々とお会いできたことが嬉しかったです。


 臨時休業中は出荷などをお待たせしてしまったお客様、ご理解いただきまして、ありがとうございました。望雲の皆様、このたびも 大変お世話になりました。 




 5月から毎月のように各地で続いていた個展も、今年はこれにて終了です。いつか また皆様にお目にかかれることを楽しみに、励んでまいります。





ブログを「note」へ少しずつ移行しております

 昨年より少しずつ「note」へ移行しているのですが、2003年7月分からなので膨大です。写真も一旦保存してから貼り付けているので全然進まず。でも、いつか移行を完了しようと思います。  過去のお知らせは削除、またはSNSのみ、というお店もありますが、私にとっては記録の一つなので、...